
ネオメガスの残骸がスフィアネオメガスに!
以前(第10話「人と怪獣」)でGUTS-SELECTとデッカーに倒されたネオメガス。その巨大なトゲが1本、地面に突き刺さったまま、決戦の場に残されていたが、そのトゲに無数のスフィアがとりつき、スフィアがネオメガスの体を再現。スフィアネオメガスが誕生してしまった。スフィアネオメガスは地中に逃走し、GUTS‐SELECTは対策を迫られる。
一方、カナタは、完成したばかりの巨大ロボ・テラフェイザーのことで、開発者のアサカゲ ユウイチロウ博士のもとを訪れていた。テラフェイザーを操縦するハネジローに新たなプログラムを組み込むアサカゲ博士。本来は宇宙開発用のAIロボットであるハネジローが戦闘用に強化されていくことに少し疑問を持つカナタに対し、ハネジロー自身はスフィアを倒し宇宙開発に戻るための手段だと捉えていると返す。
カナタは、マナカ ケンゴ=ウルトラマントリガーとの出会いを経て、自分が戦う理由は何かと自問していたが、今でも答えは出ていない。そんなカナタに、アサカゲ博士はカナタなりの目標が早く見つかればいいと話したのだった。
その後、姿を消していたスフィアネオメガスが出現。テラフェイザーが前回の戦いの修理が完了していなかったため、GUTS‐SELECTはGUTSホークとGUTSファルコンが合体したGUTSグリフォンと、地上部隊による攻撃を開始した。しかし、そこに大量のスフィアソルジャーが襲来。唯一デッカーの正体がカナタであることを知っているハネジローは、このままでは不利だと悟り、強制的にGUTSグリフォンからカナタを降ろして、デッカーに変身させた。