7月23日 イトウチーフが怪獣に!? 2大怪獣がウルトラマン80を襲う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月23日(1980年)

テレビマガジン編集部

ラブラスはイトウチーフだった!?

猛たちは一度、海岸に設営した拠点に戻ろうとする。しかし、テントが何者かに荒らされていた。猛は道中でラブラスにさらわれた女性とすれ違っており、彼女が怪しいと考える。その後、潮風島の南東に怪しい霧が立ち込めていることが判明。オオヤマキャップの指示のもと、猛たちは霧のデータを極東エリア基地に送信。調査の結果、その霧は人間の肺に入ると思考力が麻痺し、何者かに操られてしまう作用のあるものだった。さらに、謎の怪光線が含まれており、それを浴びると人間の体の細胞に化学変化が起きるらしい。

猛たちは防毒マスクをつけて霧の充満する潮風島の南東部に向かうと、多くの人々が列をなしてどこかに向かっているところに遭遇した。あとをつけると、洞窟の奥から触手が出現。人々の血を吸いはじめる。猛たちは洞窟の中の生物を攻撃しようとするが、霧によって操られた人々から暴行を受けてしまう。

すると、例の怪しい女性が現れ、猛たちにヘルメットを置いてその場を離れるよう指示。一般人を攻撃するわけにもいかず、対処に困っていた猛は女性の言うとおりにヘルメットを置くと、人々はそのヘルメットを猛たちだと認識したのか、矛先を変え猛たちは難を逃れた。翌日、猛は女性を発見し、何か知っているのかと問い詰める。すると、ラブラスが出現。しかし、女性の口から衝撃の事実が告げられた。

なんと、ラブラスはイトウチーフが怪獣化してしまった姿だというのだ。猛は透視能力「ウルトラアイ」でラブラスを確認し、女性の言っていることがほんとうだということに気づく。さらに、海から怪獣・ダロンも現れた。猛はウルトラマン80に変身。このダロンも、昨夜遭遇した、洞窟の中にうごめく謎の敵に操られていることを悟る。
タコのような怪獣・ダロンも現れる!  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2大怪獣を相手に戦おうとする80だったが、イトウチーフであるラブラスを倒すことができず、一方的に攻撃を受けてしまうのだった。

人間怪獣 ラブラス

左手が巨大なハサミ状になっている  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
人間怪獣 ラブラス

身長/55メートル
体重/3万8000トン

UGMのイトウチーフが、吸血怪獣 ギマイラによって怪獣化してしまった姿。ギマイラの声によってコントロールされており、抗おうとするもウルトラマン80を攻撃してしまう。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第17話「魔の怪獣島へ飛べ!!(前編)」(1980年7月23日放送)
作:阿井文瓶/特撮監督:佐川和夫/監督:湯浅憲明

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

7月23日はイトウチーフが怪獣になってしまった日

7月23日はイトウチーフがラブラスに変貌し、ダロンとともにウルトラマン80を襲ったエピソードの日。果たして80たちはイトウチーフを助けることができるのか!? そして、猛たちを助ける謎の女性の正体は?
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。