5月26日 催眠術で操られたウルトラセブンが街を破壊する!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月26日(1968年)

テレビマガジン編集部

操られたセブンがビルを破壊する!

彼らは、「相談をしている余裕がない」という理由で、地球での一時的な滞在を地球人に無断で決定。その間に居住するためのビルを奪っていた。そして、自分たちの居住する場所に近づかなければ、ダンたちを返すと一方的に語る。タケナカ参謀は、ほんとうに一時的な滞在ならば、邪魔はしないと答え、居住区はどこなのかと問い詰める。しかし、ダンカンはそれに返答することはなかった。

ダンカンの居住区を捜索するウルトラ警備隊。すると、三ツ沢平野周辺の調査をしていたフルハシとアンヌの前に、突如謎の泡とともに、ビル街が出現した。ビル街に侵入するフルハシたち。そこには、建物とともに行方不明になったと思われる人々がいたが、みな人形のように固まっている。

ウルトラ警備隊が居住区に侵入したことに気づいたダンカンは、行動を開始。ダンを操ってウルトラセブンに変身させると、ビルを破壊させる。そして、ウルトラ警備隊の隊員たちにも攻撃を仕掛けるのだった。一方、フルハシは奇妙なコンピューターが設置されている部屋を発見。そこは、セブンを操るコントロールルームだった。フルハシはその場にいた不審な男(=擬態したダンカン)を撃ち、コンピューターを破壊。男は泡となって消え失せた。

すると、外では地面から大量の泡が吹き出し、それはひとつになって怪獣の姿に変貌した。自分の意識を取り戻したセブンは、怪獣・ダンカンと激突。体を丸め、逃走するダンカンをエメリウム光線で撃破したのだった。

発泡怪獣 ダンカン

すばしっこく、ビル街を駆けまわってセブンから逃げようとする  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
発泡怪獣 ダンカン

身長/40メートル
体重/1万5000トン

泡のような宇宙生物。人間を操ったり、人間の姿に変身できるほか、巨大怪獣になることでセブンと激突した。体を丸めて回転し、セブンからの攻撃をしのいだり、逃走しようとする。

登場エピソード:『ウルトラセブン』第34話「蒸発都市」(1968年5月26日放送)
脚本:金城哲夫/特殊技術:高野宏一/監督:円谷 一

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5月26日はダンカンがビル街を盗んだ日

5月26日は、宇宙乱流を避けるためにダンカンが地球に侵入。ウルトラセブンを操ったエピソードの日。ダンカンは倒され、ビル街とともに消失した人々も、無事に生還したのでした。

本作に登場した霊媒師・ユタ花村は、アンヌ隊員の名前の由来となった真理アンヌさんが演じられています。彼女は『ウルトラマン』第32話「果てしなき逆襲」では、科学特捜隊インド支部のパティ隊員役として出演されました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。