あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月24日」(2001年)。
ムサシの宇宙開発センター時代の同期で、ライバルでもあるミツヤ隊員は遊星ジュランで調査を行っていた。しかし、突如ミツヤとチームEYESの交信が途絶え、さらにジュランが地球に激突しようとしていることが判明。EYESはミツヤを助けるため、新型メカ・テックブースターでジュランに向かう。
遊星ジュランが地球に接近する
ムサシは自分より先に宇宙飛行士になったミツヤに自分が負けてしまったと語るが、実際はミツヤのことを誇りに思っていたのだった。そんなミツヤから、チームEYESに通信が入る。ミツヤは地球の古代文字に似たものが書かれている石碑を発見し、EYESに連絡をしてきたのだ。ワルツに搭載された翻訳システムで解析したところ、「守護獣」、「魔獣」、「天変地異」、「星の軌道」という不穏なワードがでてきたらしい。さらに、ミツヤは話を続けるが、突然通信にノイズが入り、ミツヤが何かに襲われるような声をあげると交信が完全に途絶えてしまう。
さらにその後、ジュランが急に軌道を変え、96時間後に地球に衝突してしまうことが判明。防衛軍は直ちに対策会議を開き、ジュランを超高性能ミサイルで爆破することを決定した。しかし、ジュランにはまだミツヤがいる。ヒウラ ハルミツキャップは防衛軍と交渉。石碑の写真を見せ、ジュランの軌道を戻すことができる可能性を訴えた。防衛軍はタイムリミットを経過すればミサイルを発射することを条件に、EYESにジュランへ向かうことを許可したのだった。