あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月20日」(1980年)。
地球防衛軍201部隊を乗せた輸送機が北方基地から極東ゾーン基地へ帰還した。しかし、隊長をはじめ、隊員たち50人の様子がどこかおかしい。彼らは、隊員たちとすり替わったアンドロイドだった。アンドロイドたちは基地に爆弾を仕掛け破壊活動を開始する。
輸送機が帰還
トベとマルメ隊員はジンダ隊長の居場所を201部隊の隊員に聞き、会いにいこうとするが、教えられた部屋には誰もいなかった。噓をつかれた理由がわからず、隊員たちの様子もどこかおかしい。トベたちはそのことをゴンドウキャップに報告すると、突如基地内の発電施設が爆発を起こす。発電施設は、事故ではなく故意に爆破されたのが明らかだった。さらに、基地内には爆弾が設置されていた。
201部隊が怪しいと考える科学警備隊。基地内で201部隊の隊員を発見したトベとマルメは声をかけるが、銃撃を受けてしまう。そして、トベたちの反撃を受け隊員が倒れると、隊員はアンドロイドであったことが判明する。アンドロイドたちは本物の201部隊を殺害したとみられ、すり替わって基地に侵入したのだ。ゴンドウキャップは爆弾がウルトリアの中にも仕掛けられていると推測し、科学警備隊はウルトリアに向かう。一方そのころ、姿を消していたジンダ隊長のアンドロイドは、ウルトリアで待機していたピグとモンキの前に現れていた。