8月22日 ウルトラマンダイナ アスカがダイゴに救われる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月22日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月22日」(1998年)。
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ネオガイガレードと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

人造ウルトラマン・テラノイドがスフィアに乗っ取られ、ゼルガノイドが誕生してしまった。アスカはユミムラ・リョウ隊員に自分がダイナであることを明かし、ゼルガノイドを撃破。しかし、ダイナはリョウの目の前から姿を消していた。疲弊したアスカは、かつてウルトラマンティガに変身し戦っていた、マドカ・ダイゴに助けられる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

グランスフィアが地球に接近

1998年8月22日は『ウルトラマンダイナ』第50話「最終章Ⅱ太陽系消滅」が放送された日です。ゼルガノイドは、ウルトラマンダイナの決死の攻撃により爆散した。しかし、その煙が消えても、ダイナの姿は現れなかった。リョウはダイナへの変身アイテムであるリーフラッシャーだけを発見。消えてしまったアスカの名前を叫ぶ。

そのころ、冥王星が謎の物体に飲み込まれ、消滅するという事件が発生。木星の衛星基地・ガニメデからコスモアタッカー部隊が出撃し、スーパーGUTSからもカリヤ・コウヘイ隊員たちの搭乗したガッツイーグルが合流することになる。しかし、その物体から発生する巨大な闇の重力場にコスモアタッカー部隊は飲み込まれ、全滅してしまう。少し遅れて到着したカリヤ隊員たちは、旋回して離脱。仲間たちの仇をとることを誓い、その場を後にしたのだった。

その闇は、巨大なスフィアであるグランスフィアだった。このままでは、地球がグランスフィアに飲み込まれてしまう。しかし、地球平和連合TPCの通常兵器では、グランスフィアに対抗することはできない。そこで、ミヤタ・セイジ参謀はネオマキシマ砲の使用を決定する。

ネオマキシマ砲は、その高すぎる威力が原因でモネラ星人に利用され、封印されていた兵器だ。スーパーGUTSはガニメデで移動要塞クラーコフNF‐3000にネオマキシマ砲を搭載する準備に取り掛かる。その作業には、かつてGUTSでウルトラマンティガとともに戦っていたオペレーターのヤズミ・ジュンも加わっていたのだった。
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