2月14日 ウルトラマンレオ 円盤生物が少女の姿になって暗躍!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月14日(1975年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月14日」(1975年)。
ブリザードと戦うウルトラマンレオ  ©円谷プロ
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1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人! 得意の格闘技で宇宙の平和を守ってきた。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半「恐怖の円盤生物シリーズ」のハードなストーリー展開は現在でもファンの間で語り草になっている。

次々と現れる円盤生物に対抗するため、円盤生物対策委員会が立ち上げられ、科学者たちが調査を行っていた。しかし、その科学者たちが謎の死を遂げる事件が連続する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の少女を保護したトオル

1975年2月14日は『ウルトラマンレオ』第45話「恐怖の円盤生物シリーズ! まぼろしの少女」が放送された日。円盤生物の研究が進められている宇宙生物研究所。ついに円盤生物の拠点であるブラックスターの存在を発見するが、ブラック指令は科学者たちの存在を察知し、彼らを襲うために第6の円盤生物 ブリザードを発進させた。

その夜、宇宙から何者かの襲来を察知したゲンと、ゲンを慕う少年・梅田トオルは現場に向かう。そこにはフランス人形を抱えたひとりの少女がいた。その直後、ふたりは円盤生物とおぼしき円盤を発見、追跡するが見失ってしまう。帰路についたゲンたちは少女が怪しいと感じていた。

その一方で、トオルは少女が、かつて生きていた妹のカオルと同じくらいの年齢だったことを考えていた。トオルの家庭は母親を亡くし父子家庭だったが、父親を宇宙人に殺害され、さらに唯一の肉親だった妹のカオルも、後にシルバーブルーメに殺されてしまっていた。

美山家に帰る途中、ふたりは悲鳴を聞いて駆けつけると、男性が凍って死亡していた。その男性はブラックスターを調査していた科学者だった。そしてその夜のうちに、もうひとりの科学者が同様の方法で殺害されたのだ。

翌日、トオルは昨晩出会った少女がいじめられている場面に遭遇し、少女を助ける。その少女は眉子と名乗った。トオルはなんとかしてもらおうと美山家に連れていく。しかし、玄関で眉子を見たゲンは、少女がブラックスターと関係があると考える。

逃げだす眉子を追いかけて問い詰めるゲンだったが、トオルがかばっているうちに、少女は姿を消した。ゲンとトオルは険悪な雰囲気になってしまう。
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