6月11日 帰ってきたウルトラマン モグネズンが旧日本軍の毒ガスを吐きまくる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月11日(1971年)

テレビマガジン編集部

岸田隊員が因縁の毒ガス怪獣 モグネズンに挑む!

岸田は再び実家で父の資料を調べると、廃棄したイエローガスは山に埋められていた。その場所は、モグネズンが出現し、山崩れがあった場所だった。岸田は、父の残した忌まわしい毒ガスが人々を殺めてしまったことに責任を感じ、自らの手でモグネズンを倒そうと決意する。

一方、加藤隊長は作戦会議で、総力を挙げたチームワークで倒すと宣言し、単独行動をしないよう念を押す。そして、マットアロー2号でパトロール中の岸田の前に、再びモグネズンが出現。岸田は応援を呼ばず、単独で攻撃をはじめてしまう。

コンビを組み、近くを飛行していた郷は岸田に止めるよう訴えるが、岸田は単独攻撃を続行。しかし、モグネズンの攻撃を受けた岸田のマットアロー2号は墜落してしまう。岸田は、命は助かったものの重体だった。岸田の母親から事情を聞いた郷は、モグネズンは必ず倒すと心の中で岸田に誓う。

その後、MATはモグネズンと戦闘を開始。郷はマットアロー2号でネットを発射し、モグネズンの口を塞いでガスを吐けないようにして着陸。地上戦でモグネズンを苦しめる。だが、しばらくしてネットは剥ぎとられ、毒ガス攻撃を受けてしまう。

ピンチの郷はウルトラマンジャックに変身。戦闘を開始するが、ジャックでさえも毒ガス攻撃に苦戦する。すると、マットジャイロで応援に駆けつけた南隊員たちが、可燃ガス弾を投下した。

ジャックはスペシウム光線で可燃ガスに点火すると、モグネズンは炎に包まれ、イエローガスが雲散霧消する。さらにモグネズンはガス切れを起こし、イエローガスを吐けなくなった。ジャックは反撃を開始し、ウルトラスピンキックでモグネズンを撃破するのだった。

毒ガス怪獣 モグネズン

モグネズンの背中のトゲは鋭く、武器にもなる  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
毒ガス怪獣 モグネズン

身長/47メートル  
体重/2万4000トン

音に敏感な怪獣で、縄張りに入ってきた映画のロケ隊や林業の男性たちを襲った。ガスが好物のため、山中に埋められていたイエローガスを食べたことで毒ガスを吐くようになる。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第11話「毒ガス怪獣出現」(1971年6月11日放送)
脚本:金城哲夫/特殊技術:高野宏一/監督:鍛冶 昇

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6月11日は毒ガスを吐く怪獣が出現した日

6月11日は旧日本軍が破棄したイエローガスを食べ、毒ガス怪獣となったモグネズンが出現したエピソードの日。無事に退院した岸田隊員は命令無視したことを謝罪します。岸田隊員の母親から事情を聞いていた加藤隊長は、「怪獣は死んだんだ。毒ガスという名の憎むべき怪獣もな」と言って岸田隊員を元気づけるのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。