あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月10日」(2006年)。
うかつに攻撃すると大爆発を起こし、半径100キロメートルの範囲が壊滅するボガールモンス。安全に撃破するために立案された作戦は、メビウスを見捨てるものだった。GUYSはメビウスとハンターナイト ツルギを救うために作戦「PRIDE OF GUYS」を実行する!
「ボガール殲滅作戦」でメビウスとツルギが危ない!
だが、「やめてくれ!」というリュウ隊員の叫びが、ツルギと一体化しているセリザワ前隊長の記憶を呼び覚まし、ボガールモンスを攻撃することができない。すると、メビウスが戦闘力を奪っていたボガールモンスが起き上がり、ふたりを攻撃。そして、姿を消してしまう。
変身を解除し、セリザワの姿になったツルギにミライは駆け寄り、再度説得を試みる。セリザワを慕うリュウと関わるなかで、ツルギは少しだけ心を開くようになっていた。だが、やはりボガールへの復讐は諦めず、その場を去っていく。
その後、GUYS総本部は「ボガール殲滅作戦」を立案し、実行に移そうとしていた。その作戦とは、太平洋の無人島にボガールモンスをおびき寄せて島全体を磁場フィールドで覆い、その中でボガールモンスを倒すことで爆発エネルギーを封じ込めるというものだ。作戦はGUYSオーシャンの指揮で行われることになり、ミライたちGUYSジャパンはそのサポートを命じられた。
作戦を伝えられたGUYSのメンバーたちは、メビウスとツルギが現れたらどうするのか、磁場フィールド内の爆発に巻き込まれてしまうと危惧する。そして、メビウスたちは必ずやってくるはずなのだ。
作戦を命じたミサキ総監代行に意見するも、対策は立てられていなかった。ウルトラマンの保護より、ボガールモンスの撃退が優先されると伝えられる。今まで協力して戦ってきたメビウスを見捨てることはできないと悩む隊員たち。だが、サコミズ隊長の希望をさがそうという提言で、メビウスたちが助かる手段を模索する。