事件の犯人は植物だった!
セツコを襲った食虫植物は、オイリス島の川に流れる水だけに含まれるケイ素を吸収して生きていたと推測された。ヤマダ博士は持ち帰った美しい花=ミロガンダに、品種改良用のガンマ線を照射したところ、ミロガンダは食虫植物に変貌してしまう。成長して花を咲かせば無害なミロガンダだが、幼年期は人をも襲う食虫植物であり、ガンマ線の影響で幼年期の状態に戻ってしまったのだとハヤタは推測する。そして、生きるために必要なケイ素を含む水を飲んだ人間をつぎつぎと襲っていたのだと。
翌朝。ハヤタの予想どおり、食虫植物が出現。警護をしていたアラシが遭遇し襲われてしまう。騒ぎを聞きつけたハヤタたちが到着し、スーパーガンで攻撃。撃退することに成功する。しかし、科学特捜隊の協力者である岩本博士は、食虫植物は健在でスーパーガンの光線を受けて一層強大になってしまうのではないかと考えていた。すると、丸の内に怪物が出現したと、科学特捜隊に連絡が入る。現場に到着したハヤタたち。すると、夜の丸の内に巨大怪獣・グリーンモンスとなった食虫植物が現れた。責任を感じたアラシは前に出て攻撃を行うも、敵の麻酔霧を吸って意識を失ってしまう。ハヤタはアラシを安全な場所に運ぶと、ウルトラマンに変身。麻酔霧に苦戦しながらもスペシウム光線を命中させ、勝利を収めたのだった。
怪奇植物 グリーンモンス
【ウルトラ怪獣事典】
怪奇植物 グリーンモンス
全長/2〜40メートル
体重/10〜2万トン
ミロガンダがガンマ線を受け、幼年期である食虫植物の姿に戻りさらにスーパーガンの光線を受けて巨大化してしまった姿。ウルトラマンさえも痺れさせる麻酔霧を吹き出す。
登場エピソード:『ウルトラマン』第5話「ミロガンダの秘密」(1966年8月14日放送)
脚本:藤川桂介/特技監督:的場 徹/監督:飯島敏宏
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TSUBURAYA IMAGINATION
8月14日はミロガンダが食虫植物に戻り人を襲った日
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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