4月16日 帰ってきたウルトラマン 霧吹山にサドラ&デットンが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月16日(1971年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月16日」(1971年)。
サドラ(左)とデットン(右)  ©円谷プロ
1971年4月2日より放送が開始された『帰ってきたウルトラマン』の主人公は郷 秀樹。カーレーサーを目指していた郷は、怪獣タッコングの襲撃の際に子どもを守って命を落とすもウルトラマンジャック(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と一体化し復活。怪獣攻撃隊MAT(マット)に入隊し、怪獣から地球を守るために戦うことを決意する。

霧吹山でパトロール中の郷は、怪獣の声を聞いた。しかし、それは郷がウルトラマンジャックの力を手にしたことで得た超感覚により察知できたもので、他の隊員たちには聞こえず、誰も郷の言葉を信じなかった。加藤隊長は、郷の言葉が真実かどうかを自分の耳で確かめるため、単身霧吹山に向かう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

郷が怪獣の声を聞く

1971年4月16日は『帰ってきたウルトラマン』第3話「恐怖の怪獣魔境」が放送された日です。原因不明の転落事故が多発し「魔の山」と呼ばれる霧吹山。郷と上野隊員が霧吹山付近の上空をパトロールしていると、郷が怪獣の声と姿を目撃した。しかし、上野には何も聞こえず、霧が濃いため怪獣の姿も発見できない。

強い乱気流が発生したため、郷たちは写真だけを撮り、帰還。怪獣がいる、いないで、ふたりは言い争いをはじめてしまう。一応、郷が撮影した写真には怪獣の尻尾らしきものが写っていたが、それを怪獣と断定することはできない。一方で郷たちがパトロールをしていた同時刻に、霧吹山でロッククライミングをしていた大学生が転落死するという事故も発生していた。

郷は霧吹山でたしかに怪獣の声を聞いた。だが、その声はウルトラマンジャックと一体化し、超感覚を身につけた郷でないと、聞き取ることができなかったのだ。加藤隊長は、隊員たちに調査を命令。怪獣は見つからず、隊員たちは、怪獣がいないと判断し帰還する。それでも郷は、加藤隊長に怪獣がいることを訴えるが、普段は郷のことを気遣ってくれる南隊員も、風の音や光の加減による勘違いだろうと考えていたのだ。
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