あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月11日」(2014年)。
礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガがダークルギエルを倒してから2年後。旅をしていたヒカルは、戦いに巻き込まれたことがきっかけで、特捜チームUPGに入隊し、ギンガとしての戦いを再開。さらに、地底の民ビクトリアンの青年ショウが変身するウルトラマンビクトリーも現れる。
ガッツ星人ボルストがミサイル超獣ベロクロン、蛾超獣ドラゴリーのスパークドールズで、モンスライブ(変身)し、攻撃を仕掛けてきた。ドラゴリー(SD)の毒を受けてしまったショウは、重傷を負うが、再び戦いに出る。しかし、ピンチのビクトリーを守り、彼の親友でもある怪獣・シェパードンが命を落としてしまう。大切な仲間の死に、ビクトリーはどう立ち上がるのか?
ボルストが超獣にモンスライブ
敵の出現を確認したUPG。ヒカルは変身して戦うために、UPGを抜け出そうとするが、ゴウキ隊員に見つかってしまう。変身できないヒカルに代わり、ショウが変身したビクトリーは、2大超獣に戦いを挑む。しかし、ビクトリーは右腕を噛まれ、毒を注入されてしまった。大ピンチのビクトリー。これまで辛酸をなめさせられてきた相手が苦しむさまを見たボルストは、上機嫌になって姿を消したのだった。
ダメージにより変身が解除されたショウは、ヒカルの友人である石動美鈴との出会いにより、チブル星人エクセラーのもとを離れたアンドロイド ワンゼロ(マナ)に助けられ、ヒカルによってUPG 基地に運び込まれて手当てを受ける。その後、ヒカルのもとに地底世界の女王の側近・カムシンが現れる。カムシンによると、ショウを救えるのはシェパードンだけらしい。UPGの医務室から、地底世界に戻されたショウ。ショウは、シェパードンの生体エネルギーを与えられ、治療を受ける。その中で、ショウは誰かを呼ぶ子どもの夢を見るのだった。