10月8日 ウルトラマン80が怪獣バルのお母さんになる!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月8日(1980年)

テレビマガジン編集部

バルが80を守ろうとするが…

ザキラはバルを食べることでパワーアップしていた。さらに、ザキラは力を蓄えて地球侵略をもくろんでいる可能性も浮上する。UGMは万一に備えて訓練を開始したのだった。一方、卵から孵ったバルは順調に成長し、猛はバルが宇宙に旅立てるよう願っていた。そんなある日、監視をしていたザキラが地球に向かって移動していることが判明。オオヤマキャップは、隊員たちを大型宇宙母艦・スペースマミーで宇宙に向かわせ、大気圏に突入する前にザキラを倒すよう指示をする。

しかし、ザキラはスペースマミーの攻撃を受けてもビクともせず、反撃。猛を除いた全員が衝撃で気を失ってしまう。猛はスペースマミーをオートコントロールに設定すると、ウルトラマン80に変身。地上に向かったザキラの後を追う。ザキラが降り立ったのは、バルが保護されている場所だった。舌なめずりをするザキラに、80は攻撃を開始する。

しかし、何体ものバルを食べたザキラは凄まじいパワーを身に着けており、攻撃を受けた80は戦闘不能に陥ってしまう。ピンチの母親(ウルトラマン80)を目の前にしたバルは、ザキラが敵であることを本能的に察知。ザキラに挑んでいく。だが、やはりザキラには敵わず、バルは首をかみつかれてしまう。しかし、バルの悲痛な鳴き声を聞いた80は目を覚まし立ち上がった。80はサクシウム光線を発射し、ザキラを撃破したのだった。

渡り鳥怪獣 バル、スペース・ジョーズ ザキラ

幼いバルはザキラに挑むが、到底敵う相手ではなかった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
渡り鳥怪獣 バル(右)

全長/47メートル
体重/2万8000トン

10年に一度、群れで宇宙をわたる怪獣。大人しい性格で、人類に害を与えることはないと思われる。卵が地球に落下してしまい、孵化した雛が猛を親と思い込んだ。

スペース・ジョーズ ザキラ(左)

全長/50メートル
体重/2万トン

バルの天敵で、1体でいくつものバルの群れを襲い、食べることでパワーアップを遂げていた。目から放つ光線でウルトラマン80を追い詰める。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第28話「渡り鳥怪獣の子守歌」(1980年10月8日放送)
作:阿井文瓶/特撮監督:高野宏一/監督:外山 徹

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

10月8日はバルが80を母親と思い込んだ日

10月8日は、宇宙の渡り鳥怪獣であるバルの卵が孵り、猛を母親と思い込んだエピソードの日。ウルトラマン80を守り、傷を負ったバルは死んでしまいました。バルを仲間たちとともに宇宙に旅立たせたいと考えていた猛は、バルの死に心を痛め、別れを告げたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。