9月14日 ウルトラマンティガ 怪獣は2体いた! ライドメカでガクマを倒せ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月14日(1996年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月14日」(1996年)。
ガクマ(β)と戦うウルトラマンティガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

巨大怪獣・ゴルザとメルバが出現。GUTSの隊員であるダイゴは光を手にし、ウルトラマンティガに変身。ゴルザは逃がしてしまうものの、メルバを見事撃破する。その後、久良々島(くららじま)で人間が石化するという怪事件が続発。新たな怪獣の出現に、GUTSはライドメカを戦闘用に改造して戦いに挑む!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

人間が石に! 怪事件発生にTPCが出動!

1996年9月14日は『ウルトラマンティガ』第2話「石の神話」が放送された日です。採石業が行われる久良々島で、人間が行方不明になるという事件が発生し、TPCが調査にやってきた。久良々島には、石を食べる神獣ガクマの伝説があった。地元に詳しい作業員は、人間が石を持ち出したことでガクマが怒ったのだと考える。すると、坑道を調査していたTPCの隊員ひとりが担ぎ込まれる。。しかし、生還したのはこの男性隊員だけだった。他の隊員は、坑道の中で怪獣によって、石にされてしまったのだ。

そのころ、GUTSは前回の戦いで逃走して以降、姿を見せないゴルザを探していた。すると、イルマ・メグミ隊長宛に、TPCのサワイ・ソウイチロウ総監から通信が入り、久良々島の件が伝えられる。ゴルザ、メルバに続いて出現した第3の怪獣への対応を指示するサワイ総監。しかし、GUTSは超常現象や怪事件を捜査する特捜チームであり、巨大生物と戦う兵器を所持していなかった。そこで、GUTSのライドメカを戦闘用に改造することが決定する。特に、ガッツウイング2号は変形機構の追加が決定。新型の戦闘用飛行メカが新規で製作される案も出されたが、高性能なガッツウイング2号に強力な武器を搭載する形でプロジェクトは進行した。

現地に視察に来たサワイ総監。ガクマに遭遇したという作業員にガクマの外見の特徴を聞くが、ツノが1本と言う者もいれば、2本と話す者もいる。ガクマの姿をはっきり見たものはいないのだと考えるサワイ総監。その後、TPCは爆弾を設置。ついに地上に姿を現したガクマを爆破しようとするも、効果はなかった。
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