あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月5日」(1972年)。
血液型がO型の女性ばかりが、異次元アリ地獄に飲み込まれる事件が続発。それは、ギロン人と、超獣・アリブンタによるものだった。苦戦するAの前にあの強い兄貴がやってくる!
人間が蟻地獄に飲まれる
しかしその後、別の場所で女性が蟻地獄に飲み込まれる事件が発生。北斗と夕子は、ヤプール人による陰謀だと考えたが、TACと警察の合同捜査会議の結果、この事件は通常の失踪事件と判断され、TACではなく警察庁が捜査を引き継ぐことが決定した。失踪した女性の血液型は全員O型らしい。竜隊長も、この事件は何らかの理由でO型の血液が必要な人間によるものだと考えていた。
後日、北斗は夕子に付き合わされ、ショッピングの荷物持ちをしていた。すると、突如道路に巨大な蟻地獄が発生し、夕子を引き摺り込もうとする。夕子は北斗によって救出されるが、別の女性が飲み込まれてしまった。
北斗は蟻地獄の中に巨大なアリの超獣がいるのを目撃していた。さらにその後、地下鉄が超獣に襲われる事件が発生。列車は、乗客ともども蟻酸によってドロドロに溶かされてしまう。竜隊長は、今野隊員、美川隊員とともに地底戦車・ダックビルで地中に潜り超獣を攻撃。驚いて地上に出てきた超獣を、地上で待つ北斗たちが迎え撃つ作戦を立てる。