8月9日 ウルトラマンティガ ダイゴが円谷プロダクションに迷い込む!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月9日(1997年)

テレビマガジン編集部

ティガとウルトラマンが共闘!

一方、円谷プロダクションでは、新シリーズの企画が進められており、金城哲夫が脚本を執筆していた。しかし、完成した彼の脚本は円谷 一から「意欲が湧かない」と言われてボツになり、9回目の書き直しをさせられてしまう。その夜、円谷英二のもとを訪れた金城哲夫は、赤い宝石のようなものを見せられる。なんと、それは宇宙人から貰ったものらしい。円谷英二はそのときの出来事を語り始める。

ある日の夜、寝つけなかった円谷英二は竜ヶ森湖にいくと、M78星雲からきたウルトラマンという宇宙人と出会う。ウルトラマンは怪獣を竜ヶ森湖に沈めたと語り、友情のしるしとして円谷英二にこの赤い「ウルトラの星」を渡したという。一方、その話を聞いていたチャリジャは、自分が探していた怪獣が竜ヶ森湖にいることを知ると、竜ヶ森湖に向かい怪獣・ヤナカーギーを復活させ、自身も本来の姿に変身する。
本来の宇宙人の姿に変身したチャリジャ  ©円谷プロ
ヤナカーギーに民家を破壊させるチャリジャ。ダイゴはウルトラマンティガに変身し応戦するが、ヤナカーギーはティガのエネルギーを吸収。ティガはピンチに陥ってしまう。一方、騒ぎに気づいたのか円谷英二はその戦いを見守っていた。そして、彼のティガを応援する気持ちが届き、赤い球体が出現。それは、ウルトラマンへと姿を変えた!
ティガにエネルギーを与えるウルトラマン  ©円谷プロ
ウルトラマンはティガにエネルギーを分け与えると、ティガは復活。ティガのゼペリオン光線と、ウルトラマンのスペシウム光線の合体攻撃により、ヤナカーギーは撃破されたのだった。

宇宙恐竜 ヤナカーギー

ティガを追い詰めるが、ウルトラマンの登場で形勢が逆転した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙恐竜 ヤナカーギー

身長/58メートル
体重/6万トン

宇宙一の暴れん坊と呼ばれている怪獣で、パワーと防御力に優れる。ウルトラマンによって竜ヶ森湖に沈められていたが、チャリジャによって復活した。

登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第49話「ウルトラの星」(1997年8月9日放送)
脚本:上原正三/特技監督:北浦嗣巳、高野宏一/監督:原田昌樹、満田かずほ(※かずほは、正しくは禾に斉になります)

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

8月9日はティガとウルトラマンが共闘した日

8月9日は、ダイゴが1965年にタイムスリップ。チャリジャが出現させたヤナカーギーを、ウルトラマンとともに倒したエピソードの日。チャリジャは姿を消し、ダイゴは無事にもとの時間に帰還しました。

一方、円谷英二から宇宙人の話を聞いた金城哲夫は、怪獣作品にヒーローを登場させるというアイディアを思いつき、脚本を執筆。特撮テレビ番組『ウルトラマン』が完成したのでした。

本作では、実際の円谷プロの社屋も撮影に使われました。1965年当時からほとんど変わらぬその姿が、過去の円谷プロのシーンでご覧いただけます。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『復刻版テレビマガジンデラックス 決定版 ウルトラマンティガ超百科』定価:1650円(本体1500円)
ウルトラマンティガの能力や秘密、怪獣や宇宙人、特捜チームGUTSのすべてがぎっしり詰まった決定版。
28 件

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。