8月8日 ウルトラマンダイナ 怪獣モゲドンが飲み込んだ爆弾を解除せよ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月8日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月8日」(1998年)。
モゲドンと戦う、ウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

地底から出現した怪獣・モゲドンの体内には、地球を破壊できるほどの爆弾・ンダモシテXがあった。以前、GUTSとともにメンジュラと戦ったハヤテ・シンは、現場にいたサラリーマンのムサシ・ホウサクがチャダビン星人であることに気づくが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

チャダビン星人を捕まえたハヤテ隊長

1998年8月8日は『ウルトラマンダイナ』第48話「ンダモシテX」が放送された日です。花火メーカーの丸七花火で働く、冴えないサラリーマンのムサシ。ある日ムサシはテレビで怪獣とスーパーGUTSが戦っていることを知ると、何かを思い出したように、現場に駆けつける。そして、攻撃をやめさせようと騒ぎ始めた。そんなムサシにひとりの男性が銃を突きつける。その男性は、元TPC月面基地ガロワの隊長で、現在はコスモアドベンチャー部隊の隊長をしている、ハヤテ・シンだった。

ムサシは地球人ではなく、チャダビン星人だった。ムサシはこの怪獣・モゲドンの体内に「ンダモシテX」があると訴える。調査の結果、モゲドンの体内には強力な爆弾があることが判明。スーパーGUTSはいったん、催眠ガスでモゲドンを眠らせることにする。

グランドームに連行されたムサシ。チャダビン星人は銀河系でも3本の指に入るほど凶悪な宇宙人であり、彼らが太陽系に侵入したことを知ったハヤテ隊長は、ムサシを尾行していたのだ。チャダビン星人はンダモシテXのような爆弾を作り、数々の星を破壊してきた。しかし、ムサシは生物のいない星を実験に使っていただけだと言う。地球での任務を行う際も、上司から地球はすでに滅亡した星だと教えられていたらしい。
地球にンダモシテXを設置したチャダビン星人  ©円谷プロ
そして、ムサシはある事実を口にする。地球にやってきたチャダビン星人は、ンダモシテXによる地球の爆破実験の準備をしていたところ、地球人の男性と遭遇。驚いた男性は宇宙船に触れてしまうが、チャダビン星人の宇宙船には秘密保持のため、別の知的生命体が触れると爆発する仕組みになっていた。爆発に巻き込まれた男性は死亡。チャダビン星人も母星に帰るすべをなくしてしまう。
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