『映画プリキュアオールスターズF』公開記念! 声優14人インタビューまとめ

キュアスカイチーム・キュアプリズムチーム・キュアウィングチーム・キュアバタフライチームが大集合!

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
上映開始から早くも12億円突破でプリキュアシリーズNo.1興行収入を記録! 観客動員数は100万人を超える大ヒット『映画プリキュアオールスターズF』!

プリキュア20周年作品である今作では、テレビアニメ全20シリーズから全78人のプリキュアが大集合! 歴代プリキュアが集結する映画は、なんと約5年ぶり。プリキュアファンも待ちに待った映画です!

Ane♡ひめ.netでは『映画プリキュアオールスターズF』の公開を記念して、総勢14名のキャストのみなさんにインタビューを実施しました!

作品への思い、ご自身が演じたプリキュアへの愛情……あふれる思いをたっぷり語ってくださった貴重なインタビュー。映画をすでに観た方も、これから観る方も必見です!

目次

キュアスカイ/ソラ・ハレワタール役(『ひろがるスカイ!プリキュア』)関根明良さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

関根さん はい。まず、キュアスカイは『ひろがるスカイ!プリキュア』のテレビシリーズでも、友達からたくさんのことを学んで成長している女の子です。

映画では、キュアプレシャス、キュアサマー、キュアシュプリームと出会い友達になるのですが、ここでもまた新たな気づきや学びを得て成長していきます。まずはその姿が見られたことがとても嬉しかったです。

また私自身も、先輩プリキュアの声をヘッドホン越しに聞いて……キュアシュプリームを演じる坂本真綾さんのお芝居はもちろんですし、キュアサマーを演じるファイルーズあいさん、キュアプレシャスを演じる菱川花菜さんのお芝居を聞いて、たくさんの刺激を受け、学びを得ることができました。

だからこそキュアスカイには改めて、「一緒に成長していこうね」というふうに思いました。

キュアプレシャス/和実ゆい役(『デリシャスパーティ♡プリキュア』)菱川花菜さん

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──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

菱川さん 『デリシャスパーティ♡プリキュア』でキュアプレシャスを演じていましたが、今回は半年ぶりにプレシャスを演じました。そんなに「久しぶり」という実感はなかったのですが、実際に演じてみたらもう嬉しくて嬉しくて(笑)。再び変身できたことにも感激しました!

今作でのキュアプレシャスは『デパプリ』チーム以外のプリキュアと出会い、関わっていきます。最初は私の中にも「キュアプレシャスはどう思うんだろう?」という気持ちがあったのですが、実際にキュアスカイ、キュアサマーと出会ってチームになってみたら、「こんな化学反応が起こるんだ、すごい!」と、新たな発見があって驚きました。

テレビシリーズでは見られなかった会話や掛け合いもあって、映画ならではの楽しみがあると思います。

キュアサマー/夏海まなつ役(『トロピカル~ジュ!プリキュア』)ファイルーズあいさん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

ファイルーズさん 私が演じるキュアサマーが活躍していた『トロピカル~ジュ!プリキュア』の放映は約2年前。自分ではそこまで久しぶりだと思っていなかったのですが、実際にサマーの声を出してサマーを演じてみたら、当時の「トロピカった」気持ちが胸の内から湧き上がってきて、とっても元気をもらえました!

また、他のシリーズのプリキュアにたくさん出会えたことも刺激になり、同時に彼女たちがいてくれたから、サマーや、今活躍中のキュアスカイも、こうして存在できているんだと実感して、まさに、この作品のテーマである「繫ぐ」を肌で感じました。

キュアプリズム/虹ヶ丘ましろ役(『ひろがるスカイ!プリキュア』)加隈亜衣さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

加隈さん 映画版では一緒に行動するメンバーが違うので、ましろ(キュアプリズム)が見せる顔も少し違うなと感じましたね。

特にローラ(キュアラメール)によって引き出された「色」みたいなものが結構強くて。『トロピカル~ジュ!プリキュア』チームは、パワフルでコミカルな雰囲気が強いですよね。そんな『トロプリ』チームのローラと会話するときは、やっぱりこちらもリアクションが大きくなったりなどテンションが高くなる感じがして面白かったです。

お姉さんぽいあまね(キュアフィナーレ)が相手だとそれはあまりなくて、さらにのどかちゃん(キュアグレース)が相手だとむしろ波長が合う、みたいな感じで。それぞれと新たに絆を育んでいくわけではありますが、相手によってましろが変わるところは新鮮に感じました。

キュアフィナーレ/菓彩あまね役(『デリシャスパーティ♡プリキュア』)茅野愛衣さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

茅野さん 『デリシャスパーティ♡プリキュア』は、2022年の作品なので、キュアフィナーレを演じるのも、あまり久しぶりという感じはしなかったです。私は『映画プリキュアオールスターズF』のキービジュアルを見て、「あ、キュアフィナーレも出るんだ!」と知ったのですが、そのときはやっぱりすごく嬉しかったです。

オールスターズって、言ってみればお祭りのようなものなので、それに出られるのは喜びですよね。でも、今回はさすがにプリキュアの人数が多いので、『デパプリ』はキュアプレシャスに代表してもらう感じかな? と思っていたんです。それがこうして出られて本当に幸せです。

キュアスパイシーやキュアヤムヤムに会えないのが心細かったのですが、『デパプリ』チームは定期的に会う会がありますし、画面の中にはキャラクターがいてくれるので、それを励みに頑張りました(笑)。

キュアラメール/ローラ役(『トロピカル〜ジュ!プリキュア』)日高里菜さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

日高さん まずは出演できたことが嬉しいです! 『トロピカル~ジュ!プリキュア』の放送終了から1年半ぶりにローラ(キュアラメール)を演じたわけですが、不思議とあまり久しぶりな感じはしませんでした。

少し時間がたったとはいえ、ローラはずっと大切な存在ですから、この先も一緒に歩んでいきたいと思っています。ローラは『映画プリキュアオールスターズF』でも、テレビシリーズと変わらない立ち位置、存在感という感じで、最初から違和感なくスッと入れました。

キュアウィング/夕凪ツバサ役(『ひろがるスカイ!プリキュア』)村瀬歩さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

村瀬さん​ 『映画プリキュアオールスターズF』には歴代プリキュアが多数出てくるということで楽しみにしていたのですが、まさか僕が一番好きなプリキュアであるキュアフローラと同じチームになれるなんて!

台本を読んだときから“はるはる(春野はるか)”と話しているみたいな気持ちになれてワクワクしました(笑)。はるかは絵本に出てくる「プリンセス」に憧れ、「プリンセスになる」という夢のために頑張っている女の子なのですが、僕が演じるツバサ(キュアウィング)にとっても「プリンセス」は特別な存在なんです。

なにしろツバサは変身するときも「ナイト」を名乗るくらいですから……。だからふたりの出会いのシーンはとてもエモーショナル。素敵な感じに仕上がっていると思いますのでぜひ楽しみにしていただければと思います。演じられて幸せでした!

キュアマジェスティ/プリンセス・エル役(『ひろがるスカイ!プリキュア』)古賀葵さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

古賀さん​​ キュアマジェスティは、スカイランドのプリンセスであるエルちゃんが変身した姿なのですが、テレビアニメのみならず、映画でもその姿を見ることができてとても嬉しかったです。

キュアアンジュ/薬師寺さあや役(『HUGっと!プリキュア』)本泉莉奈さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

本泉さん 『HUGっと!プリキュア』でキュアアンジュを演じていたのが2018年、そこから映画などで何度かお芝居する機会があったのですが、今回『映画プリキュアオールスターズF』に参加してみたら、私の当時の発声と今の発声が少し違っていたみたいなんです。なので、調整する必要がありました。

ただ攻撃シーンや、最後のバトルシーンはよく声が出る分、パワフルに演じられました。それから、キュアアンジュのキャラクターはすぐに降りてくるものがあったので、その点はスムーズでした。

キュアフローラ/春野はるか役(『Go!プリンセスプリキュア』) 嶋村侑さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

嶋村さん 今回の『映画プリキュアオールスターズF』は、田中裕太さんが監督を務めていらっしゃるのですが、田中さんは私がキュアフローラ(春野はるか)を演じた『Go!プリンセスプリキュア』でも監督を務めていた方なんです。

だから私としては、どこか『Go!プリンセスプリキュア』に帰ってきたような、そんな思いが強かったですね。『Go!プリンセスプリキュア』はなんというか大変に熱い作品で……「熱い」がふさわしいのかはわからないのですが(笑)、世界観が明るくてキラキラしていて、気持ちまで上げてくれるような作品でした。

演じているのは自分たちなのですが、演じながら逆にこちらがどんどん励まされるような……そんなことがすごく印象に残っていますね。

キュアバタフライ/聖あげは役(『ひろがるスカイ!プリキュア』)七瀬彩夏さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

七瀬さん​​ 映画の収録では、いつもの『ひろがるスカイ!プリキュア』のチームメンバーが誰もいなくて。知らない人たちの中に入ったら、あげははどうなるんだろうと思っていましたが、あげははもう『ひろプリ』でのポジションとほぼ同じで(笑)。初対面の人とも仲良くなれるし、一歩引いて見ているところがあげはちゃんらしくて安心しました。

バタフライチームは、なんとなく「お姉さんチームなのかな?」という感じだったのですが、みんな方向性が違うお姉さんですし、あげはちゃんも、クールなお姉さんとはまた違う、快活なお姉さん。

「最強の保育士」を目指していることもあって、ムードメーカーというか、「まあまあ、仲良くしてこうよ」とみんなをうまく束ねていく役割なのかなと思っています。

キュアアース/風鈴アスミ役(『ヒーリングっど❤︎プリキュア』)三森すずこさん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

三森さん​ 『ヒーリングっど❤︎プリキュア』の放送が終わってから、もうキュアアース、アスミちゃんを演じることもあまりないのかなと思っていたので、まずは嬉しかったです。

当日は私が体調を崩してしまい、他のキャストの方と一緒に収録することはできなかったのですが、後日スタジオにお伺いして、無事に声を入れることができました。

そのスタジオまでの道中を歩いていると、『ヒープリ』を収録していたころのことが思い出されて懐かしくて。当時毎回寄っていたカフェがあったので、今回もそこに寄ってからアフレコに臨みました。

キュアミルキー/羽衣ララ役(『スター☆トゥインクルプリキュア』)小原好美さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

小原さん 再びキュアミルキーになれたことが嬉しかったです。『スター☆トゥインクルプリキュア』のアニメや劇場版をもう一度見直してから臨みました。

アフレコではキュアバタフライチームの皆さんで一緒に収録したので、『スタプリ』のメンバーが他にいなくて心細くはありましたが、みんなグループLINEで「代表として、いってらっしゃい!」と温かく送り出してくれたので……なんとか頑張ってやってきました。

今回キュアミルキーは、キュアバタフライのいる「お姉さんチーム」みたいなところに配属されていたのですが、そこで先輩プリキュア、特にキュアマカロンと交流できたことが思い出です。

ただ、チームの中でのミルキーを見てみると……、「ここ、お姉さんチームだよね。でもあなた、子どもだよね?」という感じが(笑)。それも含めて楽しかったです。

キュアマカロン/琴爪ゆかり役(『キラキラ☆プリキュアアラモード』)藤田咲さん

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
──『映画プリキュアオールスターズF』に出演されて感じたことをお伺いしたいです。

藤田さん キュアマカロンは美しさとときめきを求めているプリキュアというか、「美の象徴」みたいな人なので、彼女を演じていると、自分の心もすごく美しくなるし、生き様もシャンとする。

彼女を背負っていると、自分の人生にはかなりプラスの効果がある気がするので、改めてこの役を演じることができて、感慨深いしありがたいなと思います。

今回ゆかりは「バタフライチーム」で行動するのですが、このチームは他とちょっと違うというか(笑)。お姉さんチームではありますが、ちょっと揉めるところから始まりますし、あげはちゃんが最年長ということで、今まで「ゆかりさん」と呼ばれていたゆかりが「ゆかりちゃん」と呼ばれることも新鮮でしたね。
『映画プリキュアオールスターズF』
2023年9月15日(金) 公開

プリキュア20周年記念となる『映画プリキュアオールスターズF』では、2004年の『ふたりはプリキュア』を含む、全TVシリーズの全プリキュアが集合。

本作の舞台は、プリキュアがバラバラに飛ばされてしまった不思議な世界。それぞれが別の場所で新たに出会った仲間たちと団結し、もとの世界に戻る唯一の手掛かりであるお城を目指し“ワクワクドキドキの大冒険”が繰り広げられる。
©2023 映画プリキュアオールスターズF製作委員会
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