なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(3)
発売日 | 2024/10/09 |
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価格 | 定価:本体1350円(税別) |
ISBN-13 | 9784065371374 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 208ページ |
大好評! 第39回うつのみやこども賞を受賞した著者によるシリーズ、第三弾!
困っている子の前に、とつぜんあらわれる「なんとかなる本」。
ページをめくると、
――あなたには、今、なんとかしたいことがありますか? の文字。
思わず「あるよ! なんとかして!」と答えると、巨大化した本にのみこまれ、
気づけば、そこは、本の樹が生える不思議な図書館「樹本図書館」。
現れた「樹本図書館司書・一級コトバ使い」のヨウヒが、「コトバの術」でなんとかしてくれると
言うけれど?
心を許していた友だちたちが「ものをくれるつごうのいい、お得な子」だから自分とつきあっていたとわかり、
だれかと親しくなるのがこわくなった小6のエミリ。転校してきた子と仲良くなりたいけれど……。(第1話)
ほかに、大阪から東京に転校してきてはりきっていたのに、クラスで浮いてしまった小5のアサヒ、
「空気が読めない」と言われて悩む小5のオトハ、
得意なことが何もなく、存在感がないのを気にしている中1のサクなど、
あわせて4編を収録。
みんなの感想
3冊目に出てくるオトハちゃんが一番好きでした。あたりまえのように私たちが使っている「空気を読む」という言葉に悩まされ、葛藤し、それを打破している様子がカッコよく、あらためて、自分がいつも心で思っている言葉について考えさせられました。モヤモヤすることがあるなら読んでほしいな。
2024年10月24日
高校1年生
/ /ひか(ジュニア編集者)
それぞれのお話で、主人公が「術」にたよりすぎるのではなく、自分からのコトバが大切だと気づく瞬間が感動した。4冊目の続きが気になりすぎる!
2024年10月24日
小学6年生
/ /ムツキララノ(ジュニア編集者)
とても心温まるお話でした。状況は違えど、同じような気持ちを誰しも持つことがあるのではないかと思いました。身近な悩みをコトバの力で解決してくれる葉飛(ヨウヒ)、わたしも会ってみたいです!
2024年10月24日
高校1年生
/ /ゆうな(ジュニア編集者)
本の力を借りなくても成長できるということが伝わり、自分も勇気を出して踏み出せると思いました。とくにおもしろいと思ったのは4冊目です。主人公のサクだけでなく、ダイキも成長していて、「人を変えることができる」ということを強く感じたからです。
2024年10月24日
中学2年生
/ /わたあめ(ジュニア編集者)
言葉が魔法みたいに出てきてファンタジーみたいだけどすごく共感できます!
2024年10月09日
中学2年生
/ /りり(ジュニア編集者)
3冊目、恋バナが苦手という概念と、やり取りの解像度の高さにビックリしました!(姉)
落ち込んでいるときや自分に自信のないときに読むと心のエネルギーになる本。(妹)
2024年10月09日
その他
/ /平井姉妹(ジュニア編集者)
空気が読めないとか、すごいと思われたいとか、地方との言葉の壁とか、実際に身の周りにありそうな悩みをとりあげてくれているのでオススメ!
2024年10月09日
高校1年生
/ /マノン(ジュニア編集者)
好きな登場人物は、3冊目のオトハです。私もよく空気を読んでみんなに合わせて過ごしていたので、無理して空気を読まなくていいと思えました。
2024年10月09日
小学6年生
/ /しろくま(ジュニア編集者)
私も共感できる悩みを意外な方法で解決していておもしろかったです!「コトバの力ってすごいなあ」と思いました。
2024年10月09日
中学2年生
/ /kyo(ジュニア編集者)
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