【発達障害】「計算が苦手?」実は「算数障害」だった…不登校・二次障害を乗り越える親の向き合い方

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「簡単な暗算でも指を使っている。もう小学校2年生なのに……」
「『あと15分よ』と時計を見せても理解できないのはどうして?」


親としては、「子どもの努力不足。ちゃんと取り組んでよ」といら立ったり、「今は苦手だけれど、そのうち分かってくるだろう」と考えたりしてしまいます。

しかし、その「困った」は、脳の特性である発達障害のひとつ「算数障害(ディスカリキュア)」かもしれません。算数障害の発症率は5~7%。40人クラスであれば2~3人程度にあたる割合です。

この記事では、「我が子が算数障害」と診断された経験から出版社をたちあげたデザイナー・水木志朗さんに、前後編でお話を伺います。

今回の前編では、ご自身の育児経験や子どもが算数障害だと分かってからの対応を聞きました。

※【後編】は12月11日より公開

はじまりは不登校だった

優等生に育てるはずが…

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