管理栄養士・松丸奨先生の連載35回目　「お酒をよく飲む人」へ向けたレシピ

「枝豆は大豆の未熟豆。豆と野菜の両方の栄養的利点を持った緑黄色野菜です。枝豆のたんぱく質に含まれるアミノ酸の一種、メチオニンはアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるため、飲みすぎたときの回復や、二日酔いを防止する働きがあります。

また、βカロテンやビタミンＣ、鉄、ビタミンＥなども含まれ、お酒を飲んだ後の美肌キープやケアに加えて、日々の美容にも効果的な食材です。

１品目の『しじみの具だくさんアレンジみそ汁』でも使いましたが、今は枝豆が一年中、手軽に食べられます。お酒を飲むときだけでなく、日ごろから摂取できるとよいですね」（松丸先生）

【作り方】

①もやし1/2袋はよく洗い、にんじん1/4本は千切りにする。大きめの耐熱容器に、もやし、にんじん、ほうれん草（冷凍）60ｇとツナ缶１缶、Ａ（しょうゆ・ごま油各大さじ１、和風だしの素・白ごま各小さじ１）を入れ、ラップをして600Ｗの電子レンジで２分加熱する。

②①に酢大さじ１と枝豆（冷凍）ひとつかみを入れ、よく混ぜたら完成。

松丸先生のポイント！
酢は仕上げに入れて味をキリっとさせましょう。冷凍の枝豆は解凍せずにそのまま調理に使えるので便利です。冷凍庫に常備しておきましょう。枝豆はお好みでたっぷりと入れると美味しいですよ。

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次回は連載最終回！　デザート２品のレシピを紹介します。お楽しみに！

撮影／松丸奨

松丸先生のレシピ連載は毎週月曜日と金曜日の朝更新。