「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 「卵料理」

もったいない・つづけられる・伝統食! #16【卵】「卵料理」

ライター・料理家:越野 美樹

「卵だけケーキ」のレシピ

卵の力だけでふんわりふくらんだ、高タンパク低糖質のケーキ。甘味はないので、生クリームやフルーツを添えていただきます。お好みで、さらにメープルシロップなどの甘味料をかけても。 写真:越野美樹

【材料】直径12cmの丸型1台分
卵 2個

【お手伝いポイント】
卵を泡立てるのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
下準備:型にオーブンペーパーを敷く。オーブンを180℃に予熱する。

1.    卵は卵白と卵黄に分けて、清潔なボウルに入れる。

2.    卵白はツノが立つまで泡立てる。

電動ミキサーがあると便利ですが、手で泡立てることもできます。ある程度、大人が泡立ててから子どもに作業を替わってもらうと、ツノが立つ様子を実感してもらえます。 写真:越野美樹

3.卵黄はもったりするまで泡立て、2を1/3量入れてなじむまで泡立てる。

4.残りの2を入れて泡を潰さないようにそっと混ぜる。

5.型に流し入れ、台に型を落とすようにして空気を抜く。

6.180℃のオーブンで20分焼き、そのまま5分置く。

7.オーブンから出す。粗熱が取れるまでラップをふんわりかけておく。

卵白に少しでも卵黄が入ると泡立たないので、卵黄はあとから混ぜます。

また焼いたあと、オーブンの中に5分ほど置くと、焼き縮みが防げます。

卵本来の味なので、お好みで生クリームや甘味料、フルーツなどを加えてください。スモークサーモンやクリームチーズなどを添えて、おかずケーキにしても美味しくいただけます。

卵を楽しもう

卵は、生でも火を入れても食べられ、メイン料理にも副菜にも調味料にも使える、使い勝手のいい食材。

卵を使いこなさないと、もったいないです!

娘が中学3年生のときに作ったチーズケーキ。卵の力でふくらんでいます 写真:越野美樹

安価で栄養価も高く、主役にも名脇役にもなれる卵。

お子さんと一緒に、いろいろな卵料理にチャレンジしてみませんか?

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こしの みき

越野 美樹

Miki Koshino
ライター・料理家

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook