【子連れで初Bリーグ】「子どもが一番楽しめるスポーツ観戦かも」とママが思った6つの理由

応援練習にルール解説もあり! 観戦初心者に優しい配慮がいっぱい

垣内 千夏

写真提供:広島ドラゴンフライズ

5歳の娘と7歳の息子を育てるエニママライターの垣内千夏です。

先日、子どもたちとBリーグ観戦デビューを果たしました。ルールも選手も知らない我が家でしたが、大満足だったBリーグ観戦!

そこで今回は初心者目線で感じたBリーグの魅力をたっぷりお伝えします。

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2024年1月6日、広島サンプラザホールで開催された、広島ドラゴンフライズvs.秋田ノーザンハピネッツ戦を観戦してきました!

私が住む広島県は、広島東洋カープとサンフレッチェ広島、そして広島ドラゴンフライズと、スポーツ観戦に恵まれた環境です。

スポーツ観戦を楽しみたい気持ちはあるものの、子連れとなると急にハードルの高いイベントに感じていた私……。

そんなハードルを乗り越えるべく、このたび5歳の娘と7歳の息子と一緒にBリーグ観戦にチャレンジ。今回は子連れでも楽しめたBリーグの魅力をお伝えします。

はじめてのBリーグ観戦

広島県内の小中高生には、広島ドラゴンフライズのホームゲームを無料で観戦でき、保護者も優待価格で観戦できる「ドリームカード」が配付されています。小学1年生になった息子が、このお得な「ドリームカード」をもらって帰ってきたことがBリーグ初観戦のきっかけになりました。

通常のチケットは、Bリーグ公式チケット販売サービス「B.LEAGUEチケット」から購入できます。会員登録が必要ですが、難しい操作はなく、はじめてでも迷うことなくチケットが購入できました。

スマホにBリーグ公式チケットアプリ「Bリーグスマホチケット」をインストールしておくと、当日はQRコードが表示された画面をスキャンするだけで入場できます。

わざわざチケットを発券する手間もなく、チケットを忘れたりなくしたりする心配もありません(スマホだけは絶対に絶対に忘れてはいけない)。

・Bリーグ公式チケット販売サービス「B.LEAGUEチケット」
https://bleague-ticket.psrv.jp
・Bリーグ公式チケットアプリ「Bリーグスマホチケット」
https://sp.bleague-ticket.jp/app/

Bリーグ観戦が子連れに最適と思ったポイント

Bリーグ観戦は子連れに最適だと感じたポイントを紹介します。

全天候型の屋内競技

子連れでのお出かけは、着替えやおやつ、水筒などが必須です。

さらに屋外でのスポーツ観戦となると、天気予報とにらめっこをしながら、雨具を用意したり、寒さ対策をしたり……事前準備が大変。

しかし、Bリーグは屋内競技。天候に左右されないため、気軽にスポーツ観戦が楽しめます。

我が家がBリーグを観戦したのは1月。アウター必須の季節ですが、会場内ではアウターを脱ぎ、スウェットを脱ぎ、ロンT1枚で観戦しました。

暑さや寒さは子どもがぐずる原因となるため、脱ぎ着ができる服装がおすすめです。

バスケの試合は10分×4回

バスケの試合は、1クォーター10分が4回、計40分と試合時間が短いため、子どもでも飽きることなく観戦できます。

タイムアウト(作戦タイム)などで時計が進まない時間もあり、実際には1時間30分~2時間程度かかるといわれていますが、10分という短い時間で区切られているからか、時間の長さを感じることはありませんでした。

どんどんシュートが決まり、どんどん攻守が交代するスピーディーな試合展開なのも、時間を短く感じる理由かもしれません。

コートも選手も近くて大興奮!  写真:垣内千夏

声出し応援が一緒に楽しめる

Bリーグでは、試合前に応援練習タイムがあり、応援のリズムや掛け声を教えてくれます。観戦初心者にとって、この応援練習はとてもありがたかったです。

プロ野球にもチームの応援歌や選手別の応援リズムがありますが、観戦初心者には難しい……。練習せずに観戦した私は、応援に参加しきれず、寂しい思いをした経験があります。

しかし、Bリーグは違いました。練習のおかげで観戦初心者でも応援に参加でき、会場一体となった盛り上がりを体感できました。

ミニサイズのメガホンを購入。これで我が家もブースター!  写真:垣内千夏

キッズDAYは子どもは無料

今回観戦した広島ドラゴンフライズのホーム「広島サンプラザホール」では、1階席は大人も子どもも一律料金であるものの、2階席には子ども料金の設定がされており、比較的お手頃価格で観戦できます。

各試合指定席が完売した場合のみ販売される立ち見席の自由席なら、なんと大人も子どもも1人500円(ワンコインでプロの試合が見れる!)。

さらに、「キッズDAY」なら子ども(小中高生)は、1階席の一部と2階席全席が無料で観戦できます!「ちょっと行ってみよう」と気軽に観戦できる料金設定が嬉しいですよね。

※「キッズDAY」は、2024年1月5、6、20、21日の4試合で実施されたイベントです。今後同様のイベントが実施されるかは未定です。(2024年2月現在)

休憩時間もイベントが盛りだくさん

試合の休憩時間やタイムアウト中には、チアリーダーズによるパフォーマンスのほか、ファン参加型のイベントも充実しています(事前申し込みが必要)。

自分が参加することで、スポーツ観戦がより特別な思い出になりそうです。我が家も次回は申し込んでみようと思います。

マスコットキャラクター“モヒカンアビィ”と専属チアダンスチーム“フライガールズ”によるハーフタイムショー。  写真:垣内千夏
モップがお好み焼きのヘラという広島ならではの演出。  写真:垣内千夏

ルールや選手を知らなくても大丈夫!

バスケというスポーツは知っているものの、くわしいルールも選手も知らない……というかたでも大丈夫です。Bリーグ観戦には観戦初心者への配慮がありました!

大画面でのルール解説

試合中ファウルなどがあると、会場中央にある大画面に解説が表示されます。

スポーツ観戦をしていると、急にゲームが止まったり、相手チームのボールになったりなど「なんで?」と疑問に思うことが多々ありますが、解説によってルールを理解できるため、より観戦が楽しめました。

会場中央にある大画面は4面なので、どこからでも見やすい!  写真:垣内千夏

メンバーがわかるプログラム配付

入場時に配付される「マッチデープログラム」には、タイムスケジュールや選手紹介、ルールなどが掲載されています。

息子は、コート上の選手の背番号と手元にある選手紹介ページを見比べながら、「あの人はドウェイン・エバンス」「17番は武内(たけうち)選手」と選手を覚えていました。

選手の顔と名前がわかると親近感がわき、応援にも力が入ります。

当日限定のマッチデープログラムは観戦の記念にもなります。  写真:垣内千夏
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