おこづかい制のルールを決定
おこづかい制を導入するにあたり、息子の意見を聞きながらルールを決めました。
親の判断で決めることもできますが、親子で話し合い、お互いが納得できるルールを決めたほうが、円滑かつ円満な運用ができるかと思ったからです。
おこづかいの渡しかたは選択肢がいろいろ
まずは、おこづかいの渡しかたを決めました。おこづかい制は、毎月決まった金額を渡す定額制と、お手伝いの見返りとしてお金を渡す報酬制の2つが主流のようです。
ママ友に聞くと、定額制と報酬制、どちらも半々の結果に。なかには「おこづかいが欲しい」と言われるたびに渡す申告制や、お年玉を1年分のおこづかいとして渡す一括払い制というご家庭もありました。
さて、我が家はどうするか……。おこづかい制を導入する目的は、お金の大切さを知ってもらうためなので、労働の対価としてお金がもらえる報酬制がよさそう……。
息子に「お仕事してくれた代わりにお金を渡す方法にしようか?」と聞いてみたところ、なんの迷いもなく「オッケー!」と快諾してくれたので、我が家は報酬制に決定しました。
ちなみに「お手伝い」ではなく「仕事」と伝えることには、息子に使命感をもってもらう意図があります。同時に、普段のお手伝いと線引きをし、おこづかいがないとお手伝いしないという事態を回避する私の作戦でもあります。
任せる仕事と渡す金額を設定
小学低学年に渡す1回のおこづかいの相場は、300円未満だそうです。
参考:コクリコラボ「おこづかい制」小学2年生までにスタートが約5割 金額・頻度・管理は?
我が家は報酬制にしたので、仕事1回につき10円とし、月末にまとめて渡すシステムにしました。毎日1回仕事をすると、1ヵ月で300円程度になる計算です。
続いて、息子の仕事を決めます。
靴を揃えたり、テーブルを拭いたりなどは簡単すぎる。かといって、洗濯や食器洗いなどはハードルが高すぎる……(口や手を出したくなり、私のストレスが増える予感しかない)。
悩んだ結果、簡単すぎず、かつ失敗の少ない「お風呂掃除」を息子の仕事として任命しました。息子がなぜか大喜びしたため、お風呂掃除の方法を教えるまえに、まず水遊びではないことを伝える必要がありました。
おこづかいの管理は親子で
おこづかいは、息子用におこづかい帳を購入して管理することにしました。最近は子ども向けのおこづかい管理アプリもあるようですが、まずはアナログな方法からはじめます。成長過程にあわせて、アプリの利用も検討予定。
息子とは「お金は大切なものだから、きちんと管理しようね」と約束しました。(ちなみに、私自身はできていません)。
月末に、仕事の回数を自己申告してもらい、お金を渡しています。そのタイミングでおこづかい帳も書きます。
「今月は28回お風呂を洗ったから、おこづかいはいくらになる?」「残りのお金は全部でいくら?」など、計算のサポートは親がするものの、記帳は本人がしています。算数の勉強にもなって一石二鳥です。
お金は貯金箱にいれて保管しています。現在は中身が少ないため、特に問題はありませんが、金額の増加とともに保管方法の変更も必要かなと感じています。