「子どもの運動神経」どう伸ばす? 遺伝だからと諦めなくてOK! ママに聞いた「やってよかったならいごと」

コクリコラボ

【年齢別】やってよかった! 運動神経を伸ばすために始めたならいごと

0歳~2歳

0歳~2歳の時期は、親子で一緒に楽しめるならいごとが人気のようです。

<リトミック>

・生後6ヵ月からリズム感を養うためリトミックに通い、2歳から体操教室と水泳を習わせました。幼稚園のない日は本人が外遊びが好きなこともあり、なるべく公園に連れていき自由に遊ばせるようにしています。

・就学前は時間の許す限り、外遊びをしていました。1歳からリトミック、3歳から新体操をしていました。

リトミックは、音楽に合わせて体を動かし、表現力やリズム感を育む教育法です。「音を聴く」「手を叩く」など、赤ちゃんでも無理なく取り組めることから、ならいごとの第一歩として人気があります。生後6ヵ月ごろからスタートしたというママもいました!

<ベビースイミング>

・ベビースイミングを1歳4ヵ月から始めました。元々発達が早く、6ヵ月でハイハイもしていましたし、9ヵ月から歩き始めたので、公園遊びとかほとんど毎日していました。

ベビースイミングも、生後数ヵ月からできるならいごとのひとつです。親も一緒にプールに入るので、水に慣れるだけでなく、親子のふれあいタイムにもなりますね。

<親子体操>

・やってみてよかったのは親子体操。スキップやジャンプ、新しい体の動かしかたを知る機会だったのでは? と思います!

親子体操が、体を動かす楽しさを知るきっかけになったというエピソードです。家のなかでは足音やスペースの問題で難しい大きな動きも、体操教室なら思いきり挑戦できますね!

・第1子のときは1歳ごろから親子体操に行きました。3歳からリトミックとピアノの教室に通ってます。最近はダンスに興味があるようで、4歳から新体操を習い始めました。

親子体操からはじまり、年齢とともにステップアップしていったママの体験談も参考になります!

3~5歳

3~5歳では、本格的なならいごとをスタートさせたという声が多く見られました。

<スイミング>

・3歳からスイミング。水慣ればかりでなかなか上達はしないけど楽しそうに通うのでよしと思っています。

・なんでも経験させてみる。本人が気に入ればやればいいかなと。スイミングはオムツが外れたタイミングで4歳から。

ならいごとの定番でもあるスイミング。運動神経を伸ばすきっかけとしても選ばれているようです。

・水泳は年中の夏(4歳)~現在(小5)まで6年弱続けています。

・スイミングを4歳から8歳まで週1回習っていた。13歳になった今も泳げるし、陸上では運動神経があまりいいほうとはいえないが、水のなかでは比較的運動神経がいいと思う。

スイミングは、比較的早い時期に始め、そのまま長く続けているという声も多かったです。

座談会に参加したママからはこんなお話も。

「我が家では、3歳になったらスイミングをやることにしていて、辞めるのは4泳法で50メートル泳げるようになったら辞めていい、としています」

ならいごとのスタートとゴールを設定していると、見通しを持って取り組めるので、モチベーションの維持にもつながりそうですね!

<体操>

・水泳と体操を4歳から習っています。どのような競技を選ぶにも、体幹が大事ということで体操教室にしてみました。アスリートは、幼少時の足の裏の感覚が大事ということで、赤ちゃんのときに裸足で芝生を歩かせたり、くすぐったり、いろいろ刺激を与えてみました。

将来どんなスポーツをするにしても役立つようにと、体幹を鍛えられる体操を選んだママ。小さなうちに、運動神経の種まきをしておくと、子どもの可能性や選択肢が広がるかもしれません。

・小さいときに習わせたほうがいいかと思い、3歳ぐらいからスイミングと体操をやらせています。周りもその2つはしている方が多いです。ただ、足が速くないので悩んでいます。

こちらは座談会に参加したママからのお話です。アンケートでも、スイミングと体操のセットが人気でした。全身をバランスよく使う運動は、運動神経を伸ばす土台づくりとして選ばれているようです。

<サッカー>

・年長から本人が興味をもちそうなサッカーをはじめた。

・幼稚園の放課後の体操、サッカー。

さまざまな球技があるなか、低年齢から始めたという声が目立ったのがサッカーでした。座談会に参加したママからはこんなお話も聞けました。

あまり運動神経を伸ばしたいという気持ちはないのですが、上の子は男の子で体を動かすのが好きで、幼稚園のサッカー教室に通ったりはしていました。運動に限らず好きなことを伸ばせばいいかなと思っています。

課外授業として、サッカー教室を実施している幼稚園も多いようです。気軽に始めやすい点も選ばれる理由のひとつかもしれません。

小学生~

小学生になると、ならいごとの選択肢が一気に広がります!

<野球>

・上の子が野球・Tボールに興味を持ち、小2(7歳)の新学期からスポ少に入団しました。

年齢とともに、自分の意思がはっきりしてくるため、「これがやりたい!」という本人の意思をきっかけにならいごとを始めるケースも増えてきます。

<バスケ>

・スポーツが得意な息子は幼稚園から水泳、飽きて体操。小3でコロナと同時にバスケで中3の今もバスケをしています。

水泳、体操、そしてバスケ。飽きたら次へというスタンスで、いろんなスポーツに挑戦するのも大切ですね!

<空手>

・小学校低学年時は、筋力アップも兼ねて空手を習っていた。

・空手に興味を持ち始めましたが、身体の芯の強さやしっかりと構えて力強くなど、息子のいまの身体能力を活かして伸ばしていけるかもと期待しています。

空手は、運動神経を伸ばすだけでなく、心の成長にもつながるならいごととして人気があります。

<ダンス>

・ダンスはリズム感がついたので、ほかの運動や音楽方面でも役に立ったと感じます。

リズム感も、運動神経に関係する大切な要素といわれています。ダンスを通じて、楽しみながら身につけられるといいですね!

日常的な外遊びを重視する家庭も多数

運動神経を伸ばすためにしたこととして、ならいごとではなく「自由に外遊びさせている」という意見も多くありました。

運動神経を伸ばす方法はならいごとだけじゃない!
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