PTAと企業をマッチング! 時間&労力減に成功したアウトソーシングの実例とは
PTA専用支援サービス「PTAアウトソーシング」#3 ~マッチングプラットフォーム~
2023.01.06
ライター:遠藤 るりこ
時間と労力を軽減する さまざまな依頼の実例
PTA’Sでは、登録PTAが《12の業種カテゴリー》や《行事》からアウトソース先を探すことができます。PTA’Sでマッチングして、実際にアウトソーシングを利用しているのは、どのような人たちなのでしょうか。
「神奈川県内の公立小学校では、数年前から運動会のときにトランシーバーをレンタルしていました。校庭に配置された人員同士でコミュニケーションをとる手段として有用なんです。
けれど2020年は、コロナ禍で運動会が縮小されたため、レンタルしないことにしたそうです。結果として、保護者が大勢いる中で、PTA役員と先生がスマホでメッセージをやりとりするのははばかられ、やはり文字を打つよりすぐに話せるトランシーバーのレンタルのほうが断然便利だったと聞いています。
このようなアイテムのレンタルなどでも、PTA業務を効率化するご提案ができます」(増島さん)
コロナ禍で行事運営に苦慮するなか、運動会のPTAの役割をイベント会社にアウトソースした実例もあります。
「東京都の公立学校では、保護者と教職員の負担軽減と、保護者からの心置きなく観覧したいという声を受け、運動会の運営サポートをイベント会社に依頼いただきました。
コロナ禍で運動会は完全入れ替え制になり、どこのPTAでも、保護者の動員やシフト管理に頭を悩ませています。保護者にも子どもたちにも、運動会を楽しんでもらうための新しい取り組みとして、今回ご利用いただきました」(増島さん)
思いきって運動会の保護者誘導をイベント会社に頼んだところ、とても好評だったと言います。
「普段活動に協力したくても、それが叶わない保護者からは、『これまで物理的に協力できず、後ろめたい気持ちもあったが、会費が有効に活用されていたので、気持ちの負担も減った』との声も聞かれたそうです。このような感想はPTA’Sとしても、とても嬉しかったですね」(増島さん)