〔15分で冷製パスタ〕粉末コーンスープでレストランの味わいを作る技

浅妻千映子さんに教えてもらう「15分で簡単アレンジレシピ」 第5回 2種の冷製パスタ

料理研究家・ライター:浅妻 千映子

照りつける太陽が眩しい日にも、ジメジメと雨で気分が晴れない日にも、ツルッと食べたい冷たい麺。素麺や、うどん、そばなどの麺類は子どもも大好きですよね。夏のお昼ごはんに冷麺は欠かせないというご家庭も多いと思います。そこにもうひとつ、冷製パスタのレパートリーを加えてみませんか。「カッペリーニ」という細いパスタを使えば茹で時間は2分ほど。さらに粉末のコーンスープの素やドレッシングを使えば、麺つゆを用意するのと同じぐらい手軽にパスタソースが作れます。1品のボリュームは少なめなので子どもなら1品、大人なら2品で一人前。暑い日のおもてなし料理にもぴったりですよ。

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コーンスープの冷製パスタ(左手前と右奥)とイタリアンドレッシングの冷製パスタ。カッペリーニを使えば時短に。  撮影:土居麻紀子

コーンスープの冷製パスタ 

【材料 1~2人分】
・カッペリーニ(1㎜前後の細いパスタ) 30〜40g
・生クリーム 大さじ2
・粉末コーンスープの素(熱湯150mlで作るもの)1袋
・熱湯 大さじ2

【作り方】

①コーンスープの素を大きめのボウルに入れ、熱湯を入れてダマにならないように手早く溶く。(写真左)
【ポイント】
コーンスープのメーカーによって濃厚タイプなどいろいろありますが、粉が多く溶きにくい場合は熱湯を小さじ1~2増やして調整しながら溶いてください。

②生クリームを加えてしっかり混ぜてから、冷蔵庫で冷やしておく。(写真右)

撮影:土居麻紀子

③カッペリーニを時間通りに茹でて、ザルにあげる。冷たい流水にさらしながら冷やし、しっかり水を切る。

撮影:土居麻紀子

④冷蔵庫に入れておいたボウルを取り出し、パスタを入れてフォークで和える。
【ポイント】
倍の量を作るときは2つのボウルを使い、この分量でそれぞれ作りましょう。そうすると麺にソースがきちんと絡んで盛り付けやすく、食べやすくなります。

【完成!】

撮影:土居麻紀子

「黙っていれば粉末スープを使ったと気づく人は、まずいません」と浅妻さん。生クリーム入りなので口あたりがよく、奥ゆきのあるレストランの味わいに仕上がっています。大人には仕上げに黒コショウやオリーブオイルを仕上げに少し加えてもおいしいですよ。

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