子どもの学力を宝の持ち腐れにしてませんか? 親が知っておくべき「正しい自信の育て方」

3つの力が環境や時代に強い子どもにする! 世界に通用する子どもの育て方 #3

バイリンガルスクールTLC for Kids代表:船津 徹

6歳までは「根拠のない自信」を育てよう!

「自信には『根拠のない自信』と『根拠のある自信』がありますが、6歳まではしっかりと『根拠のない自信』を育てることが大切です。

根拠のない自信とは、子どもが自分は親に愛されているという感覚や、親に受け入れられている、親から大切にされているといった自分の存在価値を自負していることです。

根拠のない自信は100%親から与えられるものなので、子どもがいくら努力をしたところで得られるものではありません。

幼いうちは、次の方法を参考にたっぷりと愛情を注いであげましょう」(船津先生)

スキンシップで愛情を伝える

根拠のない自信を育てる最良の方法は「スキンシップ」です。肌と肌との触れ合いを通して、子どもは親からの愛情を実感できます。

特に子どもが自分の足で歩けるようになり、自我が芽生え始めたら、スキンシップを意識的にしてあげましょう。実はしつけの前にもスキンシップを増やすと、子どもには親の話を聞き入れる余裕が生まれます。

また、子どもが登園をしたがらないときは「根拠のない自信」が揺らいでいるサインだと考えるといいでしょう。幼い子どもにとって園やそのほかの環境は、一人で外国に行くような大きなチャレンジです。

この不安を乗り越えるには、子どもをギュッと抱きしめながら次のような言葉をかけて、我が子の根拠のない自信を育ててあげてください。積み重ねることで、子どもは園などの環境に挑戦していくはずです。

「◯◯ちゃんは寂しいんだね。ママ(パパ)も◯◯ちゃんと離れるのはつらいけど、園で何かあったら必ず助けに行くから。少しの間だけ、行ってみようか」

根拠のない自信を育てる最良の方法は「スキンシップ」です。 写真:アフロ

お手伝いで「自分でできた!」の経験を与える

根拠のない自信にとって、成功体験を積み重ねることは重要です。おうちの手伝いをして「自分でできた!」という経験を積み重ね、それに対して周囲から感謝される喜びが得られると、子どもの中に自然と前向きな姿勢が育っていきます。

お手伝いは4歳ごろまでならテーブル拭きや食事の後片付けなど、5歳~6歳ならたまご割りや部屋の掃除などがおすすめです。

成功体験を積むことが大切なので、我が子ができる範囲の作業をお願いしてみましょう。お手伝いが終わったら、「手伝ってくれて助かったよ、ありがとう」と伝えて、抱きしめてあげてください。

親からのスキンシップと感謝の言葉で、自信を高めることができます。

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