さんまさんが名付け親でさかなクンが師匠!? 謎のお魚王子・鈴木香里武とは

岸壁幼魚採集家・鈴木香里武さんインタビュー#1【現在編】

岸壁幼魚採集家:鈴木 香里武

仕事はただひとつ【魚を伝える】こと

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──今、複数の仕事を並行して行う「パラレルワーク」という働き方が注目されています。香里武さんもあらゆる仕事に携わっていますが、こうした働き方を選ばれた理由は何でしょうか?

香里武さん 岸壁幼魚採集家、企画会社の代表取締役、水族館の館長、専門学校の講師……どれも“仕事”という意識で始めたわけではないので、自分自身をパラレルワーカーだとは思ってないですね。

「本業は何か」と聞かれたら「岸壁幼魚採集家です」と答えますが、それも僕が勝手に作った職業名ですから。

やっていることはひとつ、“魚を伝える”こと。それだけです。パラレルでも何でもなく、魚を伝えるための表現方法がいくつもあるだけなんです。

幼魚をすくって、そのおもしろさを伝えることもそうだし、水族館で幼魚を見てもらうこともそうだし、イベントを企画したり本を出したり、専門学校で魚について教えることも表現のひとつ。

幼魚と海洋ごみをテーマに絵本も描いてみたいですし、魚を伝えるために、これからもどんどんやりたいことは広がっていくと思います。

「執筆活動も、魚を伝える表現のひとつ」と、香里武さん。『岸壁採集!漁港で出会える幼魚たち』(ジャムハウス)をはじめ、2023年現在までに7冊の著書を上梓。  撮影:嶋田礼奈(講談社写真部)

第2回は、鈴木香里武さんの気になる子ども時代について伺います。

取材・文/星野早百合

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すずき かりぶ

鈴木 香里武

岸壁幼魚採集家

1992年3月3日生まれ、うお座。岸壁幼魚採集家、株式会社カリブ・コラボレーション代表取締役社長。 子どものころから魚に親しみ、学習院大学大学院で観賞魚の印象や癒やし効果を研究した後、現在は北里大学大学院で稚魚の生活史を研究。メディアやイベントへの出演、執筆など、海や魚の魅力を伝える活動をしながら、2022年7月、静岡県・清水町に世界初の「幼魚水族館」をオープンし、館長を務める。 『岸壁採集!漁港で出会える幼魚たち』(ジャムハウス)をはじめ、著書も多数。 ●カリブ・コラボレーション  ●Twitter @KaribuSuzuki ●Instagram karibu_suzuki ●幼魚水族館 

1992年3月3日生まれ、うお座。岸壁幼魚採集家、株式会社カリブ・コラボレーション代表取締役社長。 子どものころから魚に親しみ、学習院大学大学院で観賞魚の印象や癒やし効果を研究した後、現在は北里大学大学院で稚魚の生活史を研究。メディアやイベントへの出演、執筆など、海や魚の魅力を伝える活動をしながら、2022年7月、静岡県・清水町に世界初の「幼魚水族館」をオープンし、館長を務める。 『岸壁採集!漁港で出会える幼魚たち』(ジャムハウス)をはじめ、著書も多数。 ●カリブ・コラボレーション  ●Twitter @KaribuSuzuki ●Instagram karibu_suzuki ●幼魚水族館 

ほしの さゆり

星野 早百合

ライター

編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターとして活動。雑誌やWEBメディア、オウンドメディアなどで、ライフスタイル取材や著名人のインタビュー原稿を中心に執筆。 保育園児の娘、夫、シニアの黒パグと暮らす。

編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターとして活動。雑誌やWEBメディア、オウンドメディアなどで、ライフスタイル取材や著名人のインタビュー原稿を中心に執筆。 保育園児の娘、夫、シニアの黒パグと暮らす。