「秋の読書推進月間」でゴスペラーズ・北山陽一が歌唱&トーク 言語学者・川原繁人教授とオープニングイベントで(東京・新宿)

秋の読書推進月間「BOOK MEETS NEXT2024」 10月26日~11月24日で開催

▲言語・音声学の専門家・川原繁人教授(左)と、ゴスペラーズ北山陽一さん(右)
(写真左/柏原力 ・ 写真右/GRACIAS)
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「本との新しい出会い、はじまる」をスローガンに、秋の読書推進月間「BOOK MEETS NEXT2024」が10月26日から11月24日にかけて、全国で一斉に展開される。

店頭キャンペーンには全国の書店3000店が参加するほか、東京・名古屋・神戸・広島などの各都市で、本にまつわるイベントを実施。

10月24日(木)にはオープニングイベントとして、歌手の北山陽一さん(ゴスペラーズ)らが出演する催しが、紀伊國屋ホール(東京・新宿)で行われる。

言語学者・川原繁人、ゴスペラーズ・北山陽一のハーモニー&トーク

秋の読書推進月間「BOOK MEETS NEXT 2024」オープニングイベントとして、豪華ゲストによるトークショーとミニコンサート、子どもたちによる朗読会が開催。歌唱&トークのコーナーでは、言語学者・川原繁人教授(慶應義塾大学)と、歌手の北山陽一さん(ゴスペラーズ)が登壇する。

川原教授は言語学の見地から、日本語ラップの研究や「音声学的プリキュア論」「ポケモン言語学」を発表している言語・音声学の専門家。

ゴスペラーズの北山陽一さんと、大学のオンライン授業で知り合ったことをきっかけに、からだの中でうたや声が生まれるしくみを解説した共著『絵本 うたうからだのふしぎ』(作:川原繁人、作:北山陽一、漫画:牧村久実)を刊行した。

イベントでは、この『絵本 うたうからだのふしぎ』にまつわる対談や、北山さんが絵本のために作詞作曲した歌「うたうからだのふしぎ」を披露する。

開催は10月24日(開場18時45分、開演19時)、参加費は無料。事前申込の抽選制(10月14日締切)で、定員は300名。会場は紀伊國屋ホール(東京・新宿)。

【BOOK MEETS NEXT 2024 オープニングイベント】

◾️出演者:川原繁人、 北山陽一、安部龍太郎

◾️開催日:2024年10月24日(木)

◾️時 間:開場18時45分 開演19時 終了予定20時45分

◾️場 所:紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)

◾️料 金:無料(事前申込・抽選制)

◾️申 込:BOOK MEETS NEXTサイトから(https://book-meets-next.com

◾️締 切:2024年10月14日(月・祝)※抽選結果は10月15日(火)ごろ発表

◾️定 員:300名

絵本 うたうからだのふしぎ

『絵本 うたうからだのふしぎ』
作:川原繁人、作:北山陽一、漫画:牧村久実

気鋭の音声学者・川原繁人とゴスペラーズ・北山陽一による「うたの絵本」誕生!
からだの中でうたや声が生まれる奇跡がわかる!

うたをうたう、ことばをはなすーー。
日々、あたりまえにしていることですが、あなたのからだの中でなにが起こっているか、知っていますか?
からだにとりこまれた空気が声やうたになるまでを、わかりやすく解説した絵本です。

高い音や低い音って、体のどこで変化させているの?
「あ」と「い」の発声方法のちがい、わかりますか?

まんが形式でたのしく学べ、くわしい解説も充実。知識の深掘りができます。

子どもだけでなく、アナウンサーや声優、歌手など声を出すお仕事をなさっているみなさまにも、手に取っていただきたい1冊です。

著者紹介

【川原繁人】慶應義塾大学言語文化研究所教授。2022年国際基督教大学より学士号(教養)、2007年マサチューセッツ大学より博士号(言語学)を取得。ジョージア大学、ラトガーズ大学にて教鞭を執った後、現職。専門は言語学、音声学。著書に『音とことばのふしぎな世界』(岩波科学ライブラリー)、『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』(朝日出版社)、『フリースタイル言語学』(大和書房)、『なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答える』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。義塾賞(2022)、日本音声学会学術研究奨励賞(2016、2023)など受賞。

【北山陽一】ミュージシャン、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授。1992年慶應義塾大学環境情報学部に入学、1994年早稲田大学のアカペラコーラスサークル「Street Corner Symphony」の門を叩き、「ゴスペラーズ」に加入。同年12月にメジャーデビューをはたし、「永遠に」「ひとり」「星屑の街」「ミモザ」など、数々のヒット曲を送り出す。2012年から教壇に立ちつつ、2021年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科に在学。

【牧村久実】漫画家、イラストレーター。「少女フレンド」「デザート」で漫画を執筆し、おもな作品は『天使の唄』。ほかに青い鳥文庫(講談社)の「泣いちゃいそうだよ」シリーズ(小林深雪/著)、「鈴の音が聞こえる」シリーズ(辻みゆき/著)などのさし絵、「絵本 はたらく細胞」シリーズ(清水茜/原作)の作画などがある。

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