「NO.6」ミュージカルキャストが明かす「あのシーン」の真相! 語られた「熱い」舞台裏とは

キャストが揃った貴重な〔Blu-ray発売記念トークショー〕を特別レポート!

児童図書編集チーム

今牧「ネズミとサソリのアクロバットを特等席で観ていました!」

紫苑を演じた今牧輝琉さん(中央)と、ネズミを演じた古田一紀さん(右)、楊眠・サソリを演じた泰江和明さん(左)。
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続いての質問は「ネズミとサソリのアクションのつくり方について詳しく聞きたいです。息のあったシーンで圧倒されました」。今牧さんはこれを受けて「二人がアクションすると、僕の前髪が揺れるくらい、近くで見ていました。一番の特等席だった」と得意げに言いました。

泰江さんは「僕は結構、(古田)一紀の格闘技の雰囲気にのっかっただけかも。いい意味で飲み込まれたら、どんどん激しくなっていった」と回答。古田さんは「ネズミは厳しい世界で生きてきたから、ちゃんと戦ってきた人の動きを入れたかった。泰江さんとは、安心して熱い戦いができた」と話しました。

オフマイクの様子を説明するネズミ役の古田一紀さん(右)と、耳を傾ける紫苑役の今牧輝琉さん(左)。

次の質問は「バックステージでさまざまなシーンに関するエチュード(即興劇)をおこなっていた様子を見ました。特に印象的だったものはありますか」。すると泰江さんが「答えたいです!」と挙手。「稽古の初日に遅れて到着したら、急に銃を持たされて『いまからこの人たちを殺す演技をしてください』って言われて」と言うと、白衣の男・老役の藤原さんが「やったね。僕も一緒にやった」と同意。泰江さんは「まだ挨拶もしていない共演者の方を殺すのは気が引けました」と苦笑いしました。

次は「オフマイクのセリフについて聞きたいです。官僚を拷問するシーンでは、ネズミと紫苑はベッドの後ろでどんな会話をしていましたか」という質問。古田さんは「イヌカシが官僚に迫られていて、まだタイミング的に早いのに、紫苑が出ようとするんですよ」と言うと、今牧さんが紫苑を演じながら「だってあの男がベッドに座ったら飛び込むっていってたじゃん!」と発言。それに対し古田さんも「いまはまだ目処がたっていないんだよ!」とネズミの声で紫苑を制御。オフマイク中も演技していたことを明かしました。

ネズミ役の古田一紀さん。

今牧&古田「自分の演じた役に『ありがとう』と言いたい」

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