
教育系YouTube「ボンボンアカデミー」が10周年&23億再生 親にも人気「いっちー&なる」が明かす〔ブレイク秘話〕
「いちなる」特別インタビュー!
2025.11.01
子どもを育てていると「あと5分だけ集中して家事をしたい」「少しでも機嫌よく過ごしてほしい」と願う瞬間がありますよね。そんなとき頼りになるのが、子ども向けの歌や手遊び映像を安心して楽しめる動画コンテンツです。
「いっちー」こと加藤一華(かとう いちか)さん、「なる」こと金城成美(きんじょう なるみ)さんが、歌のお姉さんとして活躍する教育系YouTube公式チャンネル「ボンボンアカデミー」は、2015年の動画配信開始から10周年を迎え、登録者は113万人、1番人気の動画「とんとんとんとんひげじいさん」は1億回再生を突破。
子育て中の保護者から圧倒的な支持を得ている秘訣は、子どもだけでなく、家事や育児に奮闘する保護者の心にも寄り添う温かいコンテンツづくりにありました。
10年の軌跡と感動の秘話、そして12月に開催されるオーケストラコンサートへの意気込みまで、いちなるの「今」の気持ちをたっぷりと伺いました。
「ゴーゴーゴー!」が大ブレイクのきっかけに
──ボンボンアカデミー10周年、おめでとうございます! いちなること、いっちーとなるさんが活躍するボンボンアカデミーの歌や手遊びの動画は、低年齢の子どもたちを中心に大人気ですが、おふたりが動画配信することになった経緯を教えてください。
いっちー:いちなるとして活動する前に、別の場所でグループ活動をしていました。なるとはそこで出会ったんです。グループを卒業したあと、私がボンボンTVのチャンネルに出演をはじめて、もっとコンテンツの幅を増やしたいと思い、なるに声をかけました。
なる:私もグループを卒業していたので、いっちーに声をかけてもらって、なんだか楽しそうだなとまずはお試しから参加しました。いっちーも私も歌やダンスが好きで、何ができるかを考えたときに、童謡とか手遊び歌を配信しようと決めたんです。
いっちー:小さな部屋にグリーンバックを設置して、「やさいのうた」や「とんとんとんとんひげじいさん」「おもちゃのチャチャチャ」など、有名な童謡を歌うことからスタートしました。
なる:振り付けも自分たちで考えて。最初は手作り感満載だったよね。続けていくうちに少しずつ、音源をつくってくださる方や、イラストを描いてくれる方など、仲間が増えていきました。
いっちー:思い出に残っているのは、なるが提案してくれた「ゴーゴーゴー!」かな。
♪ゴーゴーゴー(運動会の歌)応援合戦〈振り付き〉
なる:「ゴーゴーゴー!」は私の小学校で歌っていた運動会の歌です。曲について調べてもほとんど情報がでてこなくて、「私の学校のオリジナルソングだったのかな?」と思ってしまうくらい(笑)。でも大好きな歌だったので、ゼッタイやりたい! とみんなを説得しました。
いっちー:それで「ゴーゴーゴー!」をYouTubeにアップしたら、再生数が伸びてびっくり!(2025年10月現在で4800万回突破) 「私の学校でも歌っていました」と視聴者さんからもたくさんコメントがきて。ボンボンアカデミーを多くの人に知ってもらう、きっかけになりました。



































