「朝ドラ」に取材協力! 管理栄養士・松丸奨先生の連載3回目 「いつもがんばるお母さん」へ向けたレシピ
話題の管理栄養士・松丸奨先生の「栄養チャージレシピ」 3回目 いつもがんばるお母さんへ「レモンクリームパスタ」&「塩昆布キャベツ和え」
2024.10.07
管理栄養士・栄養教諭:松丸 奨
(松丸奨先生のレシピ連載は、毎週月・金の朝7:55公開)
先週(9月30日)から始まった、連続テレビ小説『おむすび』。ギャル高校生が、栄養士へと成長する物語なのですが、制作サイドから、栄養士についてたくさんの取材を受けたのが、管理栄養士・松丸奨先生です。
この連載では松丸先生に、管理栄養士だから提案できる「栄養」に特化した「コクリコ」オリジナルレシピを作ってもらいました。
「がんばっていること」や「チャレンジしていること」がある、または「疲れ」「肌あれ」「睡眠不足」のような悩みがあるなど、その人によって「今、何の栄養を摂るとよいのか」は異なります。
そこで毎回テーマを変え、栄養別の主菜と、一緒に食べたい副菜の2品を紹介していきます。
今回は、「家事」「育児」「仕事」など、毎日がんばり続けるお母さんに食べてもらいたい「レモンクリームパスタ」と「塩昆布キャベツ和え」です。
レモンのビタミンCと牛乳のたんぱく質をパスタで一度に!
3回目は毎日がんばるお母さんへ向けた「レモンクリームパスタ」です。
「ビタミンCは、肌の健康に役立つ栄養素ですが、肌の健康には油分も必要です。つい油をカットしがちですが、一定の油分がないと、肌はカサカサ、パサパサに。
レモンクリームパスタなら、レモンのビタミンCに加え、オリーブオイルの油分、そして牛乳に含まれるたんぱく質が一度においしく摂取できちゃいますよ。
牛乳には、髪や肌を作る材料となるたんぱく質のほか、骨や歯の健康につながり、イライラ防止にも効果的なカルシウムも多く含まれているため、毎日がんばるお母さんはもちろんのこと、家族みんなで食べてみてくださいね」(松丸先生)
主菜:レモンクリームパスタ
【材料:2人分】
・スパゲッティ 2束
・ベーコン 1枚
・玉ねぎ 1/2個
・パプリカ 1/4個
・オリーブオイル 大さじ1
・おろしにんにく(チューブタイプのもの) 3cm
A
・白ワイン 大さじ2
・レモン汁 大さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ1
・牛乳 200ml
・片栗粉 小さじ1
【作り方】
①玉ねぎ1/2個は薄切りにし、耐熱容器に入れて、ラップをしてから600Wの電子レンジで2分加熱する。大きめの鍋に水をたっぷり入れて沸騰させ、塩小さじ1(分量外)を入れてスパゲッティ2束をゆでておく。
フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて強火で加熱し、 細切りにしたベーコン1枚とパプリカ1/4個を炒め、おろしにんにく(チューブタイプのもの)3cmとレンジで加熱した玉ねぎを入れて炒める。
②A(白ワイン大さじ2・レモン汁大さじ1・鶏がらスープの素小さじ1) と牛乳200mlを入れて、中火で加熱する。
③片栗粉小さじ1を水(分量外)で溶き、②のフライパンに混ぜながら入れる。とろみがついたら、①のゆでたスパゲッティを和える。皿に盛り、お好みでスライスしたレモンとバジル(分量外)を飾る。
松丸先生のポイント!
玉ねぎを炒めてしまうと、茶色くなってしまうので、先に電子レンジで加熱し、パプリカで彩りを添えてました。レモンの酸味がもっとほしいという方は、お好みでレモン汁を増やしたり、生のレモンを添えたりしてくださいね。