日本語の色の語源は? 【ことばのふしぎ大冒険6】

第2話 緑色なのになぜ「青信号」とよぶの?(3)

コピーライターの川上徹也氏とグラフィック・クリエイターの春仲萌絵氏による新感覚・日本語エンタメ本が話題だ。今回のテーマは「日本語の色の名前の語源」。緑色はもともと、どんなものを表していたのかな?

本記事は発売中の書籍『もえとかえる ことばのふしぎ大冒険』の一部を抜粋・編集したものです。

前回のお話はこちら

かえる
「ちなみに、『赤』『青』『白』『黒』の語源はこんな感じケロ」

かえる
「もともと『緑』はこんなふうにつかわれていたケロ」

もえ
「ほぇー」

かえる
「ちなみに、日本でも法令にははじめ『緑色』と書かれていたんだケロ。

でも、『青信号』とよぶ人のほうがあまりにも多いから、1947年には法令上でも『青色』と書かれるようになったんだよ。

そしてそれに合わせて、最近つくられている信号は、昔よりもブルーに近くなっているらしいケロ」

※信号機をつくっている会社によって色みはちがうケロ

もえ
「おもしれー!!」

かえる
「だろ? もえ殿、麿(まろ)といっしょにことばのふしぎ大冒険に行かないかケロ?

もっとおもしろい言葉の秘密がいっぱいあるぞー!」

もえ
「行くーー!

あ、でもダメだ。学校行く途中だった」

かえる
(がくっ)

つづきはこちら!
※公開日(11月22日)までリンク無効
※毎週土曜・水曜に更新

『もえとかえる ことばのふしぎ大冒険』
川上徹也、春仲萌絵(著)
定価:1,540円(税込)
ISBN:978ー4-06-533053-1
イラスト©春仲萌絵
読者対象:小学校4年生以上

日常生活のなかにある「ことばのふしぎ」を通じて、国語の楽しさ・奥深さが、マンガとイラストで楽しく学べる新感覚・日本語教養エンタメ本です。

かわかみ てつや

川上 徹也

Kawakami Tetsuya
コピーライター

大阪大学人間科学部卒業後、広告会社勤務を経て独立。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」の第一人者と...

はるなか もえ

春仲 萌絵

Harunaka Moe
グラフィック・クリエイター

1997年生まれ。埼玉県出身。跡見学園中学・高校、学習院大学経営学科卒業。2017年よりグラフィックレコーディングを開始し、多くのイベ...

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