きょうだい児や子どもを亡くした遺族にもケア 「こどもホスピス」の家族への寄り添い方とは

「こどもホスピス」#4 ~グリーフケアときょうだい児ケア~

フリーライター:浜田 奈美

国内各地の「こどもホスピスプロジェクト」4団体が合同で開いたきょうだい児キャンプの様子。子どもが誰にも気兼ねせずに過ごせるよう、親たちは参加対象外だった。  写真提供:うみとそらのおうち
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横浜市にあるこどもホスピス「うみとそらのおうち」(略称うみそら)では、重い病や障害と共に生きる子どもたちと家族がリラックスして過ごせるために、日々スタッフが汗をかいています。

同時に、闘病中の子どものきょうだいたちや、闘病のすえ子どもの旅立ちを見送った遺族たちの「悲嘆」に寄り添うための取り組みも、2021年の開設当初から続いています。

〔「こどもホスピス」 ほかの回も読む〕
成り立ちと施設「こどもホスピス」①
6歳の愛娘を失った父が作った「こどもホスピス」②
小児がんの子が5歳で結婚式をした「こどもホスピス」③
有志たちが「こどもホスピス」を作る!⑤

きょうだい児だけのキャンプを開催

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