子どもに急増中「マイコプラズマ肺炎」に抗生物質がきかない? 過去最多の感染拡大 親が知っておくべきことは何?〔医師が解説〕

子どもの「マイコプラズマ肺炎」2024秋冬~“マクロライド耐性”マイコプラズマ肺炎とは~

小児科専門医・アレルギー専門医:岡本 光宏

2024年秋、大急増しているマイコプラズマ肺炎は、細菌に感染する呼吸器感染症。これから冬にかけてもっと感染拡大するおそれがある。  イメージ写真:アフロ
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2024年秋、過去最高の流行となっているマイコプラズマ肺炎。学童期以上の子ども・若者がかかりやすい感染症として知られています。熱と咳が長引くため、看病するうちに不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。

典型的な症状は? 熱はどれくらい続く? さらに最近聞いた抗生物質がきかないという話など、マイコプラズマ肺炎に関する心配事について、「おかもと小児科・アレルギー科」(兵庫県三田市)院長の小児科医、岡本光宏先生に解説してもらいました。

●PROFILE 岡本光宏(おかもと・みつひろ)
1982年生まれ。日本小児科学会小児科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。「おかもと小児科・アレルギー科」院長。新生児から思春期まで幅広く診察。3児の父。

※前編(後編を読む)※公開までリンク無効

大流行の2016年を上回る感染者増加数!!

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