子どもの記憶に残る「おうちイベント」のヒント~夏休みの過ごし方
人気インスタグラマー・slow.life.worksのゆう子さん #8 8月の楽しみ
2022.08.08
インスタグラマー・slow.life.worksのゆう子さんは、山あいの三角屋根の小さな家で家族4人、保護猫2匹と暮らしています。
のんびりした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿していますが、工夫いっぱいのおうち時間の過ごし方が特に大人気。
季節ごとの“おうちイベント”に登場するゆう子さんの息子そうたくんと、娘ほのかちゃんはいつも笑顔いっぱい!
家族が笑顔いっぱいで喜んでくれる、子どもの記憶に残る行事の楽しみ方、アイデアをゆう子さんに紹介してもらいます。
お正月、節分、ひな祭り……など、毎月1回の全12回の連載です。
第8回目は8月の楽しみ方です。ぜひ過ごし方のヒントにしてみてください。
夏休みのお昼ごはんは“そうめん流し”
子どもたちが外でのんびり遊ぶには、危険なほどの暑さ……。でも、せっかくの夏休み、外で夏らしいことしたいですよね。
「お昼ごはんも遊び感覚で“そうめん流し”をすることがあります。お義父さんが切り出してきてくれた竹を使って、ホームセンターで買ってきたウォータータンクから水を流して、私がそうめんを投入! 子どもたちは大喜びでそうめんをすくって食べます」
すくいきれなかったそうめんは、下流にカゴを置いておけば安心。
「シンプルな装置なので、意外と手軽にできるのでおすすめです。水に濡れても平気ですし、水遊び感覚で楽しめますよ」
子どもたちの「もっと、もっと!」という歓声が聞こえてきそうですね。
工作の先生はおじいちゃん!
そうめん流しの竹を切り出してくれたゆう子さんのお義父さんはDIYの達人! ゆう子さんが注文したものは、なんでも作ってしまう腕前。
「夏休みは宿題に工作が出ますが、子どもたちはお義父さんに作り方を教えてもらって、毎年いろんなものにチャレンジしています」
この年は、本型の貯金箱を作りました。木材を切ったり、釘を打つのはもちろん、蝶番を付けたり、ペンキを塗ったりと、完成までにはさまざまな工程がありますが、見事な作品が完成しました。しかも、おしゃれ!
きょうだいで夏祭り
「イベントが中止になったり、お祭りができなかったりと、寂しい夏が続きましたが、それならと、家で夏祭りをやりました」
たこ焼き屋さん、氷屋さん、輪投げ屋さんと、充実の店揃い!
輪投げは新聞紙をくるくると巻いて作り、家にあるおもちゃや置物が景品です。
「子どもたちはゆかたを着て、夏祭りの雰囲気もアップ(笑)。輪投げは案外難しくて、思うように入らないんですよ」
たこ焼きはもちろん、そうたくんが作ります。経木の舟に盛って、本格的なたこ焼きのでき上がりです。
息子の誕生日はお肉が定番
「8月は息子の誕生日なんですが、『何が食べたい?』と聞くと、『お肉!』というのが決まり。しかも、この年は、『ステーキ屋さんみたいな鉄板に乗ったお肉が食べたいな』というので、ホームセンターでステーキ用の鉄板を4セット買いました! 結構な出費でしたが、息子は大喜び!」
実は使用後は収納にもちょっと困る……というゆう子さんですが、その後、毎年そうたくんの誕生日には大活躍。
「お肉もおいしそうに見えるし、雰囲気もアップするし、何より子どもたちが喜んでいるので、いつもなら選ばない食器もたまにはいいですかね」
お肉をもりもり食べて、近頃はどんな料理も作ってしまう小学生に成長したそうたくん。将来はコックさんという夢をかなえてくれるかもしれません。
slow.life.works・敏森裕子(としもり ゆうこ)
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。
夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。
インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約11万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。
◎インスタグラム slow.life.works
写真:敏森裕子 構成:時政美由紀
時政 美由紀
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
1965年兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、出版社勤務を経て、2010年、編集・出版企画 ㈱マッチボックスを設立。出版社時代から現在に至るまで企画・編集した書籍・ムックは300冊以上。女性のライフスタイル全般、料理、子育てなどの実用書を中心に活動。2018~2021年、茨城新聞「論壇」にて連載。自著に『50歳から結婚してみませんか?』(朝日新聞出版)。
敏森 裕子
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works
1981年生まれ。兵庫県在住。夫、息子、娘+保護猫2匹と暮らす。 夫の実家の隣に、三角屋根の小さいお家を建て、古民家カフェ風のインテリアづくりを楽しんでいる。 インテリア、雑貨はもちろん、おうちごはんやほのぼのとした田舎暮らしの様子をInstagramに投稿し、人気を呼びフォロワー数は約19万人。手づくりの家具、雑貨は義父が製作し、カフェやイベントなどで販売している。著書に『ゆうこさんちの手づくり暮らし 三角屋根の小さなおうちでのんびり過ごす家族時間』(オーバーラップ)がある。 ◎インスタグラム slow.life.works