【ベビー用離乳食】が簡単&おいしくできる 本当に便利な「子育て家電」BEST3!〔専門家のおすすめ〕

シリーズ「子育て家電」#7 ~離乳食向き調理家電~

家電ライター:田中 真紀子

離乳食が終わってもずーっと便利!

生後5~6ヵ月から始めることが多い離乳食。おかゆや野菜のペーストなど赤ちゃんが食べるものは、固形物を刻んだり、やわらかく煮込んだりと、子どもの成長に応じて食べやすい形状にする必要があります。離乳食作りをラクにする家電とは、どんなものがあるのでしょうか?

「離乳食作りに適した調理家電は、フードプロセッサー、ハンドブレンダー、電気調理(圧力)鍋です。

まず、刻む作業でいえば、フードプロセッサーがとても便利。包丁で細かく刻む作業は人間の手だと数分はかかりますが、フードプロセッサーならわずか十数秒で終わります。肉のミンチなどもできるので、離乳食卒業後もハンバーグや餃子づくりなど、幅広く使えます。

鍋で煮込んだ野菜をつぶす作業は、ハンドブレンダーが最適。これがあれば、鍋から食材を取り出してつぶしたり、ミキサーに移したりする手間がなく、鍋の中で作業が完結します。こちらも離乳食後、ポタージュづくりをはじめ日常的な料理の下ごしらえに重宝します。

さらに今は、煮込みからつぶしまで、自動で行う電気調理器も増えています。こちらもとろとろのポタージュなどをほったらかしで調理できるので、子どもの世話の合間にサッとセットしておくだけでOK。

野菜をやわらかく煮込む電気圧力鍋も離乳食から普段のおかず作りまで、長く使えて便利ですね」(家電ライター田中真紀子さん・以下同)


ただ、フードプロセッサーやハンドブレンダーは「刃など洗いにくい部品が多い」といった懸念も……。

「確かに部品によっては洗いづらく、食洗機に対応していない製品も多いですが、中には、洗いやすいように工夫されている製品もあります。

ですが、これらの商品の多くには、『洗いづらい』といったデメリットを上回るメリットがあります。離乳食から普段の料理まで、調理の負担を大幅に軽減してくれますから」

では、田中さんのおすすめの離乳食家電BEST3とは? 離乳食卒業後も、長く使い続けられる3製品を教えてもらいました。

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