読み聞かせでYouTubeから離れる! ママ&パパ「絵本選び」の狙い・目的

ママやパパが絵本に期待している たくさんのこと〔コクリコラボ第4回〕

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②普段できない経験や知識で世界を拡げる

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最近は新型コロナウイルス感染症の影響で、親子での外出もままならず特に実体験が難しい時代。そこで絵本の世界を通じて、普段できない経験をさせたり、知らなかった知識を得て子どもの世界を拡げたりすることを目的にして絵本を選ぶこともできます。

例えば田舎に旅行に行けなくても、絵本を通して都会では見られない虫をつぶさに観察する経験ができます。

またママやパパがふだん使っている言葉には限りがあり、偏りもあります。読み聞かせを通じて日常生活ではふれることができない言葉を覚えており、「こんな難しい言葉いつの間に覚えたの?」と親の方がびっくりした! という経験談も寄せられました。

「絵本で世界のいろいろな不思議を知り、そこから親子のコミュニケーションにつなげる」という意見は、子どもの年齢が小学生、中学生と上がっていっても応用できるものです。

絵本を読むことだけで完結せず、そこから親子で会話をしたり一緒に掘り下げていったりという経験はかけがえのないものになるでしょう。

③YouTubeから離れる

テレビやYoutubeなど音や映像の豊富な動画は、忙しいいまどきのママ・パパの育児には欠かせないツールです。しかし、視力の低下が心配、見せ続けていると何時間も経っているという方も多いのではないでしょうか。

そこで、デジタルツールから少しでも離れるためのものとして、絵本を選ぶという人もいました。
紙媒体である絵本はブルーライトの心配がないのはもちろん、お子さんのペースでじっくりと読んだり、すぐにお気に入りのページに戻ったりと動画にはないメリットがたくさん。
コクリコラボの座談会では「乳児には情報量が多すぎない本を選ぶこと、三原色入りのものが食い付きがいい」という元保育士ママからのアドバイスも聞かれました。

④ママの育児疲れを癒す

絵本選びのコツ4つ目は、子どもへの目的や効果、ではありません。

実は、絵本選びの悩みとして多く寄せられたのが「本屋さんで子ども本人に選ばせると特定のキャラクターものしか選ばない」というもの。

お子さんの意志を尊重するのはもちろん大切。ですが、同じものばかりになってしまう場合は無理にいっしょに本屋さんで選ばずに、時にはママが読んであげたいと思う絵本やママが気に入った絵本を選ぶのも手です。

たとえ子どもがあまり聞いてくれなかったとしても落ち込まないで。

ママ自身が絵のタッチで癒されたり、お好みの絵本が近くにあることでテンションが上がれば、それは「ママの育児疲れを癒す」という目的を十分かなえてくれるのです。




【コクリコラボ】「絵本の読み聞かせの実態・子育ての課題」特集はこちら

第1回 【実態は?】ママの93.3%:夫の協力に期待 60%:月21冊以上読み聞かせ希望
第2回 「絵本選び」の親子ギャップ 読み聞かせに「自分の時間を削る」ママの奮闘
第3回 親が選んだ絵本を子どもが読んだ! タイミングや盛り上げ「成功のアイデア集」
第4回 読み聞かせでYouTubeから離れる! ママ&パパ「絵本選び」の狙い・目的 ←今回の記事はここ
第5回 約9割のママが「つらい!」と回答 「読み聞かせ」を楽しくするアイデア9選
第6回 わが家の「ヘビロテ絵本」大公開! 子どもが「お気に入り」と出会った瞬間

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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