余力ゼロ! 疲れ果てたママたちに贈る「恐怖の夏休み」の乗り切り方

「程よく手を抜く」「自分をいたわる」「子どもと楽しむ」具体的な方法を公開

写真:アフロ

前回は、限界ギリギリのママたちを救う「夏休みの食事準備をラクにするアイデア」をご紹介しました。

今回お届けするのは、食事準備以外の「夏休みを少しでもラクに乗り切るライフハック」です。ママたちから集まったアイデア・工夫の数々をご覧ください。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2024年6月5日~6月18日インターネット上で実施。有効回答数は109件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

限界ママが夏休みを乗り越えるための裏ワザ、ライフハック集

・思い切って買った大型プールでおうちプール! 庭なので、海やプールへ行くときのように準備しなくてよくて楽。親も一緒に入って涼しく、気分転換になる。水遊びは子どもも体力を使うし、数時間遊ぶと疲れて静かになるので、そのときはママも休憩の時間です。

たくさんのママから挙がったのが「おうちプール」。お風呂をプール代わりにして遊ばせる、というママたちもいました。水遊び後は疲れて数時間静かになる、という点も、夏休み中の限界ママたちには嬉しいポイントではないでしょうか。

座談会では、ショッピングモールにお世話になっているママが多いことが判明しました。

「外は暑くて危険なので、ショッピングモールのアプリでイベント情報を入手して、よく参加しています。

子ども向けのイベントを探して、そのなかから自分の子どもにもできそうなものを選んで参加しています。アロマキャンドルづくり、プール、トランポリンなどいろいろあります」


こちらのママは、ショッピングモールのアプリ経由でイベント情報を入手しているとのこと。「子どもだけで参加できるイベントなら、同じモール内のカフェでママは一息つくこともできる」と教えてくれたママもいました。

・料理を子どもたちと一緒にして遊びに変えることで、時間を使い、毎日ほぼ炒めただけの料理になっても「子どもたちがやってくれたの!」という大義名分を得られる。

これはナイスアイデア! と、思わず膝を打ってしまった回答です。子どもたちにとって楽しめる場を用意できるだけでなく、夏休みの食事づくりでママが陥りがちな「手を抜いてしまった」というような罪悪感の対策にもしてしまうとは……。すばらしいの一言です!

・週末は子どもより、ママも楽しめる行事を入れること。

長い夏休み。ずっと子どもを優先していたら、ママが参ってしまいます。週末くらいは、ママが楽しめる予定を入れてみるのも大あり! です。

・大好きなおやつを用意して食べて元気チャージすることです!

・夏休みが終わったあとの、自分へのご褒美を用意しています。デザートビュッフェや、ひとりで銭湯とか!


ほかにも、ちょっと高級なチョコレート、アイスといった自分への小さなご褒美を準備している、というママがたくさんいました。

・コーヒー片手にそっと部屋を移り、姿を消す。子どもたちに見つからないように静かに過ごす(笑)。

「姿を消す」に深く共感し、そして思わずクスリと笑ってしまいそうなこちらの回答。気配を消して一息つくママを想像して、「いつもありがとう、お疲れさま」と声をかけたくなってきます。

・たまには朝ゆっくり寝たい! 朝ごはんはテーブルの上に用意をし、起きたら勝手に食べてもらう。夜はすべてあきらめて子どもと寝てしまう!

・子どもと一緒に昼寝する。思いきって子どもと一日中だらだら過ごしてみる。


前回の記事『夏休みのママのつらいこと第1位「食事づくり」をラクにする裏技を一挙大公開』では、食事づくりをラクにする方法としてセルフスタイルを取り入れているママの話をご紹介しました。

参考:夏休みのママのつらいこと第1位「食事づくり」をラクにする裏技を一挙大公開

こちらのママは睡眠時間を確保するために、朝ごはんをセルフスタイルにしているのだそう! 子どもがある程度大きくならないと難しいかもしれませんが、睡眠時間の確保につながるのは嬉しいですよね。

・YouTubeプレミアムに課金、ネットフリックスに課金、これで自宅での仕事の時間を1時間は確保できました。

通常時はためらいがちなママもいるであろう、オンデマンドのサブスクリプション。夏休みの必要経費だと捉えて課金するのはアリかもしれません!

しかし、それでも確保できた仕事の時間は1時間……ママたちがふだん、いかに大変な生活を送っているかを暗に示す回答かもしれませんね。

座談会では、自分時間の捻出方法として、

「押し入れの1区画を空にして、子どもたちに秘密基地のような空間をつくらせています。

その中では、お菓子を食べたり、好きに遊んだりと自由に過ごしていいことにして、子どもたちがそこで遊んでいる間を自分の時間として使っています」


こんなアイデアをシェアしてくれたママがいました。ちょっとした工夫で非日常感を演出してあげると、(言い方が悪いかもしれませんが)時間が稼げるわけですね……!

・地域によっては託児つきでヨガ教室やお茶会をやっているので、住んでいる地域のサイトを確認してみてほしいです!

・行政もバックアップしている子育て支援システムに登録して、子どもをみてもらう。その間、映画見たり、カフェ行ったり、温泉行ったりリフレッシュ。


託児つきのならいごとやイベント、地域の預かり保育などを利用しているママもいるようです。自分へのちいさなご褒美をちょこちょこ摂取するのも素敵ですが、たまには映画! カフェ! 温泉! と、ドーンとのんびりしたいものですよね。

・やはり身体のメンテナンスが一番だと思います。夏だからこそ、お風呂に入る。アロマで癒やされる。外に出られるなら、整体やよもぎ蒸しなどもよいかなと思います。

・バテると食欲も落ちてエネルギー切れになるので、麴を意識的に取って腸活をしてます。(お味噌汁の頻度をあげたり、お塩の代わりに塩麴を使います)


最後は、ママ自身の健康管理についての回答。疲れにくい身体づくりのために、食事に気を使ったり、身体を温めたり、リフレッシュグッズを使ったりと努力しているそうです。やっぱり、「ママたちはエラい!!」と言いたくなりますね。

「ママ自身をいたわる」「子どもと一緒に」がカギ

集まった数々の回答を読み、夏休みを乗り切るためのキーワードは「ママ自身をいたわる」「子どもと一緒に」ではないかと筆者は感じました。

・ママ自身をいたわる
小さなご褒美を自分に与える、いつもなら罪悪感からためらうこと(ゲーム、動画、預かり保育)もよしとしてバランスをとる、身体のケアをする など

・子どもと一緒に○○する
一緒にプールなどで涼む、一緒に昼寝(夜なら早寝)してしまう、お手伝いとして家事を一緒やってもらう など

まとめると、上記のとおりです。

簡単ではないかもしれませんが、この内容を頭に入れていただくことで、ママたちの忙しい日々がラクになればよいなと願っています。

コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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