「ごめん母さん、俺クズだった…」反抗していた我が子が高校合格! 子どものマインドを激変させた驚きのメソッド

須合メソッドが詰まった「夢実現マップ」作りを紹介!【自分で考えて行動できる子になる子育て #4】

STUDY HOUSEで一番、変化があった子の話

須合先生の塾・STUDY HOUSEでは、先生のメソッドを実践し、変化を遂げた子どもがたくさんいます。

「ほとんどの家庭で変化が見られ、いい親子関係を築いていっています。中学受験を前にしたお子さんの話をすると、親御さんと綿密に連絡を取り、やはり最初は子どもの生活を整えることから始めていった子がいました。

それと同時に、塾で学習計画表も毎日書かせて、振り返りも毎日行い、振り返りに対してコメントを返してネクストアクションにつなげる支援をしていきました。『夢実現マップ』でもお話ししましたが、計画や振り返りは子どもの自律性に大切な要素です

また、塾では小学生でも中学生でも、高校生でも、親に感謝をするということを徹底させています。

親御さんと塾とで地道に子どもと向き合い、子どもが気づくのを待っていたら、次第にマインドが変わり、その子は自ら親に感謝をするようになって無事に合格を果たしたという話があります」(須合先生)

次はとある中学3年生のエピソードです。

携帯、テレビ、YouTube、夜更かし、そして寝坊……。生活がぐちゃぐちゃなうえに親に反抗していた子が、須合先生のメソッドを実践して生活も勉強も改めていった例があります。

最終的には、親御さんの惜しみないサポートと愛情に気づき、無事に高校合格を果たしました。

須合メソッドのおかげで、冷静に自分を見つめられるようになり、次第に生活も整っていきました。親への感謝の言葉も溢れます。 提供:STUDY HOUSE(【スタディハウス 秋田 塾】 5期生の軌跡 動画より)
親御さんからは、須合先生に感謝の言葉と我が子の変化の報告が寄せられています。 提供:STUDY HOUSE(【スタディハウス 秋田 塾】 5期生の軌跡 動画より)

しつけに悩まない親はいませんし、我が子には「自分で考えて行動できる子」になってほしいと親なら誰もが思います。

そう強く願うからこそ、ついつい𠮟ってしまう方は多いものですが、子どもに変化を望むのならまずは親の《意識、言葉、行動》を見直し、それから子どもを焦らずに導くことが大切です。

親子で身につけたいい習慣は、きっと我が子のいい将来につながっていくはずです。

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◆須合 啓(すごう けい)
学習塾STUDY HOUSE代表。
20歳から塾講師をスタートさせ、その後は埼玉県の公立高校に12年間勤務する。高校教師時代は、12年間連続簿記検定全員合格と、偏差値30台の高校から難関大学進学へのサポートを行うとともに、野球部の監督として市内大会優勝なども導く。2015年、地元の秋田県に学習塾を開校。教員としてのキャリアは25年以上。中学受験では3年連続合格率100%、高校・大学受験でも県内トップや難関大学合格へ導く。塾では親御さんと密にコミュニケーションをとりながら、勉強だけでなく生活面のアドバイスも行い、子どもの自律性を引き出す指導を行っている。著書に『自分で考えて動ける子の育て方(明日香出版社)』がある。


取材・文/梶原知恵

『自分で考えて行動できる子になる子育て』の連載は、全4回。
第1回を読む。
第2回を読む。
第3回を読む。

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かじわら ちえ

梶原 知恵

KAJIWARA CHIE
企画・編集・ライター

大学で児童文学を学ぶ。出版・広告・WEB制作の総合編集プロダクション、金融経済メディア、外資系IT企業のパートナー会社勤務を経て現在に。そのなかで書籍、雑誌、企業誌、フリーペーパー、Webコンテンツといった、さまざまな媒体を経験する。 現在は育児・教育からエンタメ、医療、料理、冠婚葬祭、金融、ITシステム情報まで、各媒体の企画・編集・執筆をワンストップで手がけている。趣味は観劇。特技は長唄。着付け師でもある。

大学で児童文学を学ぶ。出版・広告・WEB制作の総合編集プロダクション、金融経済メディア、外資系IT企業のパートナー会社勤務を経て現在に。そのなかで書籍、雑誌、企業誌、フリーペーパー、Webコンテンツといった、さまざまな媒体を経験する。 現在は育児・教育からエンタメ、医療、料理、冠婚葬祭、金融、ITシステム情報まで、各媒体の企画・編集・執筆をワンストップで手がけている。趣味は観劇。特技は長唄。着付け師でもある。