なかでも、元気なのはいいのだけれど、「落ち着きがない」「移動中静かにしてほしい」という悩みを抱える親御さんは多いと思います。そんなパパママの「困った」に効く専門家によるアドバイスと、子育て世代が生み出したワザをご紹介します。
「やたらと走り回ります」(2歳/男の子)
「伝え方ひとつで反応も変わります」
子どもはエネルギーをたくさん持っていますから、つい走りたくなってしまうのでしょうね。
でも、事故などにあわないように、予防も必要です。
外出時に「手をつながないとあぶないよ」と言ってもきかない子どもに、「お母さんひとりで歩くのこわいから、手をつないでいてほしい」とお願いしたら、正義感からか手を離さなかったとのこと。
子どもは伝え方ひとつで反応が変わります。試してみてはいかがでしょう?
「この時間はじっとしよう」とあらかじめ伝えておく。
お子さんがいて一番困る場面は、冠婚葬祭など長い時間じっとしていないといけないシーンではないでしょうか。
例えば親戚の結婚式があって、「その間だけはじっとしてほしい」と思われるのでしたら、あらかじめお子さんにそう伝えておきましょう。
「何時から何時は、座ってお話を聞くよ。ちゃんと聞けたら、あとで公園に行くからね」といったことを伝えておくと、その間は我慢できるお子さんもいます。
ただ、それでもなかなか落ち着いていられなかったり、毎日走り回りすぎてママ・パパが大変!と感じていらっしゃるのであれば、小児科や公的な相談窓口などの専門科に一度相談してみましょう。