犬山紙子と考える!モヤッと育児Q&A「悲しい。話しかけないでオーラ。ママ友ができない」
育児に関する情報や世代間の価値観の違いなど、気になる疑問に犬山紙子さんが答えるシリーズ第9回
2023.10.11
ライター:木下 千寿
育児中の気になるモヤモヤ疑問を、犬山紙子さんと一緒に考える
「“悩み”というほどではないけれど、どうも腑に落ちない」「なんだか気になる」そんな話を、イラストエッセイスト、コラムニストとして活躍し、自身も6歳の娘さんの子育て真っ最中の犬山紙子さんと一緒に考えてみましょう。
「公園で“話しかけないでオーラ”。友達を作りにくい」
子どもを見守り、子どもに任せる。ときには他力本願でも。
これも、誰が正しいというものでもない、人によって考え方が異なるというパターン。家で高齢者を介護している、基礎疾患のある人がいるなどそれぞれ事情も違いますよね。確かにコロナ禍では、知らない方には声をかけづらい環境になってしまったなと、私も感じます。
でもコロナだけでなく、子どもが小さいときに親御さんが孤立してしまうことも怖いことです。
育児中って社会と切り離されたような気持ちを感じやすいときで、さらにコロナ禍となれば、より孤立感が高まるはずです。そんなときこそママ友の存在が大きかったりしますが、難しそうだったら子育て支援センターのスタッフさんに話しかけるのもよいかと思います。私は同じ園のお友達のパパママにずいぶん助けられました。
公園では他力本願ですが、マスクをして距離をとって会釈や挨拶、それで相手が話しかけてきてくれたら、自分も答えるという感じでどうでしょう? きっと公園にも、寂しく思っている同じ気持ちの方はいらっしゃるはずですよね。
木下 千寿
福岡県出身。大学卒業後、情報誌の編集アシスタントを経てフリーとなる。各種インタビューを中心に、ドラマや映画、舞台などのエンターテイメント、ライフスタイルをテーマに広く執筆。趣味は舞台鑑賞。
福岡県出身。大学卒業後、情報誌の編集アシスタントを経てフリーとなる。各種インタビューを中心に、ドラマや映画、舞台などのエンターテイメント、ライフスタイルをテーマに広く執筆。趣味は舞台鑑賞。