てぃ先生が解決「#3自転車に乗ってくれない」「#4言葉が遅いと指摘された」

フォロワー50万人越えのカリスマ保育士てぃ先生の"目からうろこ"の育児アイディア第2回

保育士:てぃ先生

てぃ先生の目からうろこの育児アイディア

Twitterフォロワー数53万人超え、YouTubeチャンネル登録者数57万人超えのカリスマ保育士てぃ先生が、育児の悩みを一発解決! 

「踊る!さんま御殿!!」出演でも話題のてぃ先生は、なんと現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアに溢れていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!

まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!

てぃ先生
保育士として勤務のかたわら、その専門性をいかしTwitter、YouTubeなどで、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信、大反響を呼ぶ。著書に「カリスマ保育士てぃ先生の子育てに困ったら、これやってみ!」(ダイヤモンド社)、「ほお…、ここがちきゅうのほいくえんか。」(ベストセラーズ)など多数。

育児の悩み#3『自転車に乗ってくれません』(1歳11ヵ月女児)

自転車に乗ってくれません。無理矢理乗せると足を伸ばして意地でも座ってくれません。乗るまでに30分かかることも……解決策はありますか?

自転車を嫌がる子ども……なぜ?

「子どもが何かをいやがる場合、そこに自分の役割がないことが多いんです」

子どもが何かをいやがる場合、そこに自分の役割がないことが多い。

いつもお父さんお母さんに「はい、乗って」って乗せられてるだけだと、自転車は強制的に乗らされるもの。

だれだって強制されるのはいやだし、ちっとも楽しくないでしょ? だから子どもは自転車に乗ること自体を拒否することになる。

自転車に対して、興味を持つこともできなくなっちゃうことになりますよね。 

自転車に乗りたがらない子どもへの対応はどうすればいい?

「なんでもいい、役割を作ってみて!」

なんでもいい、役割を作ってみて! たとえば、お子さんが乗る自転車のシートをティッシュなどでサッと拭く係とか、クッションをセットする係とか、サドルを拭く係とか、なんでもいい。

なにかしら自転車に関わる役目をその子に持たせてあげてみて。

子どもは自分自身が関わると、初めてそのことに興味を持つんです。

興味を持てば「乗ってみたい」と思うようになるし、「乗ると楽しい」ってなっていくかもしれない。


「子ども自身に自転車に関わる役割・仕事を与えること」

無理矢理乗せるよりも、ずっとずっと楽にできるし、子どもにとっても嬉しいことだから、やってみて!

育児の悩み#4『言葉が遅いと指摘されました』(1歳11ヶ月女児)

1歳半検診で「言葉が遅い」と指摘されました。少しづつ言葉は出てきているのですが、「言葉が遅い」というワードが気になって仕方ありません。じっと絵本をみることもいやがります。どうしたらいいでしょうか?

検診で発育について指摘されてしまった……どうすればいい?

「言葉は『大好きなお父さんお母さんの声を聞くのが心地いい』っていう気持ちから覚えていくもの」

子どもにとって言葉は、教えもらって覚えるというよりも「大好きなお父さんお母さんの声を聞くのが心地いい」っていう気持ちがあって、そこからだんだんと覚えていくものなんじゃないかな。

もしかしたら、検診で指摘されたことで親御さんは焦ってしまって、「ほら、車だよ」とか「これは青」「これは黄色」とか……それだとお子さんにとって言葉を学ぶ時間が苦痛になっちゃうよね。

言葉を教えよう、言葉を覚えさせよう、という意識よりは、たくさん話しかけてあげて。

たとえば散歩に行ったときに「今日はいい天気だね」「いい天気だから空が青いね」「すごいきれいな青だねー」ってそういう感じで伝えていってあげたほうが「これが青」って教えるよりも伝わるはず。

絵本をいやがるのも「これはいぬでしょ」「ほら、これはなに?」など、本来の読み聞かせの絵本の楽しみ方とは少しずれてしまっていないかな。ただ普通に読んであげるだけでいいと思いますよ。

「言葉が遅い」と指摘されてしまった子どもへの対応とは……?

「その子が何に興味を持っているかを探るところから始めてみたらどうでしょう?」

あとはいきなり言葉を教えるのではなく、その子が何に興味を持っているかを探るところから始めてみたらどうでしょう? 虫が好きなら虫、動物が好きなら動物、魚が好きなら魚、電車なら電車など、興味がありそうなものの図鑑とかを用意してあげるといいと思います。

「これ好き」って思うものは、大人でも覚えたいって思うじゃないですか。

たとえば僕自身だって、保育に関することはどんどん知りたいし学びたいと思うから、覚えようとする。

でも、興味のないことは全然覚えられないもの(笑)。

好きなものの図鑑をいっしょに読んであげれば、知りたい、覚えたいという気持ちがだんだん出てきて、言葉の発達にもつながっていくはずですよ。

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撮影/嶋田礼奈 取材・文/久世恵美
てぃせんせい

てぃ先生

関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディ...

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...