てぃ先生の目からうろこの育児アイディア
テレビ出演でも話題のてぃ先生は、なんと現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアに溢れていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!
まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!
保育士として勤務のかたわら、その専門性をいかしTwitter、YouTubeなどで、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信、大反響を呼ぶ。著書に「カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」(ダイヤモンド社)、「ほお…、ここがちきゅうのほいくえんか。」(ベストセラーズ)など多数。
育児の悩み#47『なんでも口に入れてしまいます』(2歳1ヵ月女児)
なんでも口に入れてしまいます。先の尖ったペンなどもなめてしまい「危ないから口に入れちゃダメだよ」と何度言っても、やめてくれません。
「大変だとは思いますが、口に入れてほしくないものはお子さんの手の届くところに置かないようにしましょう」
言葉で「口に入れちゃダメ」と伝えるのも大事ですが、「何度言っても聞かない」ということは、そのお子さんにとってまだ「なめてはいけない」というルールが理解できていないか、理解できているけどそれをおさえる理性が育っていないかのどちらかだと思います。
大変だとは思うのですが今はまず、お子さんに危ないことが起こらない環境に整えるのが大人の役割だと思って、片付けておくようにするといいと思います。
「成長とともに手で触ることで感じられるようになっていくと思います」
成長とともに手先の感覚がきめ細やかになったり、器用に動かせるようになってくると、手で触ることによって、そのものの固さや感触などを感じられるようになってきます。そうすると口の中に入れる必要がなくなるので、その発達段階を越えれば自然と口の中には入れなくなるかなと思います。

げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...
てぃ先生
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディ...