「食事中じっとしていられない」子育てのお悩みを現役保育士てぃ先生が解決! 

カリスマ保育士てぃ先生の“目からうろこ”の育児アイディア#11

保育士:てぃ先生

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YouTubeチャンネル登録者数85万人超えの現役保育士てぃ先生が、育児の悩みを一発解決! 斬新なアイディアにあふれた子育て術をご紹介します! 今回は、「食事中じっと座っていられない」というお子さんの対応をアドバイスします。

お悩み「食事中にじっと座っていられません」(3歳男児)

「食事中にじっと座っていることができません。なにかいい方法はないでしょうか?」(3歳4ヵ月男児)
食事に集中できない

アドバイス①「食事量を減らす」

食事中にじっとしていられなくなるのは、たぶん食事の途中でお腹がいっぱいになっていることも原因の一つだと思います。食事時間が長いと満腹中枢が刺激されて、ご飯に興味がなくなり落ち着かなくなる。親御さんが見るとたいした量を食べてないかもしれないけど、すでに血糖値は充分にあがっていて、本人は「お腹いっぱい」「もういらない」という状態になっている可能性もあるということです。

このような場合は、食事時間を短く設定し、20〜30分以内に終わらせるようにするといいかもしれません。そのために食事の量を減らしてみましょう食べて欲しい量を最初から全部お皿に盛るのではなく、最初は半分だけ盛ります。そうするといつもの半分の時間で食べ終わりますね。もしかするとこのお子さんは全部食べきった経験が少ないのかも。量を減らすことで「自分で食べきった」「残さず食べられた」という喜びや満足感を得ることができるようになります。「最初は少なめ、完食したらおかわりをする」というやり方で徐々に量を増やしていく形にしたほうが、お子さんの食事に対する集中力もついてくると思います。
完食する喜びを
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