てぃ先生が解決!「#37姉を叩く」「#38体力がありすぎる」

フォロワー50万人超えのカリスマ保育士てぃ先生の“目からうろこ”の育児アイディア第19回

保育士:てぃ先生

てぃ先生の目からうろこの育児アイディア

Twitterフォロワー数53万人超え、YouTubeチャンネル登録者数57万人超えのカリスマ保育士てぃ先生が、育児の悩みを一発解決!

テレビ出演でも話題のてぃ先生は、なんと現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアに溢れていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!

まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!
てぃ先生
保育士として勤務のかたわら、その専門性をいかしTwitter、YouTubeなどで、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信、大反響を呼ぶ。著書に「カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」(ダイヤモンド社)、「ほお…、ここがちきゅうのほいくえんか。」(ベストセラーズ)など多数。

育児の悩み#37『お姉ちゃんの頭や顔をすぐ叩きます』(2歳3ヵ月女児)

4歳のお姉ちゃんの頭や顔をすぐに叩きます。注意しても笑っているだけでやめません。

姉を叩いてしまう

「お姉ちゃんを叩くことが、お子さんにとって親御さんの気を引く方法なんだと思います」

きっとお姉ちゃんを叩くことが、そのお子さんにとって親御さんの気を引く方法なんだと思います。他のことをしても自分に注目してくれたりかまってくれたりしないのに、お姉ちゃんの頭を叩くとすぐに反応してくれる。そういう状況を喜んでしまっているのかな? と思います。

たとえば、キッチンでお皿を洗っているときに「見て見て~」とお子さんがたくさん積み木を詰めたのを見せたとしましょう。そうすると多くの親御さんは「じょうずだね」「すごいね」と、お皿を洗いながらほめたり言葉をかけたりする。

でも積み木で誰かを叩くと、お皿を洗っている手を止めてお子さんのところにすっ飛んでいって「そういうことしたらいけないよね」と声をかける。つまり、お子さんにとっては良いことをするよりも、悪いことをしたほうが親御さんは自分にかまってくれるんだ、という経験になっているのです。このお子さんの場合もお姉ちゃんを叩くと注目してもらえるので、たとえ怒られてもある意味その子にとっては目的が達成されているわけなので、「注意しても笑っている」のだと思います。
どうすればいい?

「べつのことで親の気を引くことができるようになれば良いのだと思います」

じゃあどうすればいいか? 解決策としては、その子がお姉ちゃんを叩くのではない、べつのことで親の気を引くことができるようになれば良いのだと思います。

お子さんが良いことをしたとき、親は手を止めてほめてあげる。子どもが良いことをしたときこそ、親がより早く強く反応し注目する。お子さんが「お姉ちゃんの頭を叩くよりも、こういうことをしたほうがパパもママもにこにこ笑ってくれるんだ」という経験を積み重ねていくと、頭を叩く必要がなくなりますね。そうすると自然と乱暴な行動も減っていくと思います。

悪いことをしたときに「やっちゃだめ」というよりも、良いことをしたときに思いっきりその子に注目してほめる。このほうが解決に結びつくんじゃないかな?と思います。

育児の悩み#38『体力がありすぎて、短時間の外遊びでは足りません。家で体を動かせる遊びが知りたいです』(2歳3ヵ月女児)

体力がありすぎて短時間の外遊びでは足りません。お昼寝もしない日も多く、家で体を動かせる遊びが知りたいです。

もっと体を動かしたい!

「体を動かしたいと思うのならば、ジャンプするといいと思います」

ダイエットやトレーニングなどでもよく言われていることですが、大きな筋肉を動かすとエネルギーを消費しやすいです。なかでも、太ももの筋肉を動かすのが大事とされていて、それは子どもでも同じ。家の中で子どもが体を動かしたいと思うのならば、ジャンプするといいと思います。

でも、ただジャンプしてって言ってもすぐに飽きてしまうと思うので、僕が最近注目しているのはひとり用のトランポリン。考えてみれば、子どもはベッドやソファでよくピョンピョン跳ねてますよね。でも、たいていの場合「壊れちゃうからだめ」って止められてしまう。子どもはジャンプすることが楽しいのだから、それならば跳ねて良い場所を作ればいいと思うんです。

トランポリンがあるだけで、ジャンプが遊びになります。太ももの大きな筋肉もしっかり使えますし、合理的ですね。縄跳びなども良いのですが室内では難しいでしょうし、2歳ではまだじょうずに回せないでしょうから、トランポリンのほうがいいかな?
トランポリンがおすすめ!

「必ずお昼寝をしなきゃいけないことはないと思います。」

「お昼寝をしない日もある」とのことですが、必ずお昼寝をしなきゃいけないことはないと思います。そういう生活サイクルのお子さんもいますから、夜しっかり寝てくれるのであれば心配いらないと思います。

また、大人は「子どもは疲れたほうがよく寝てくれるだろう」と昼間にうんと体を動かすようにしますが、あまり疲れすぎると眠れなくなることもあります。たとえば大人が徹夜をすると、ある一定の時間から眠くなくなることがありますね。それと同じで興奮状態になってアドレナリンが出すぎてしまうと、眠くなくなってしまうのです。

でも、眠れなくなるほどトランポリンで遊ぶということもないでしょうから(笑)、外遊びができない日や親御さんが家にいたい日などは、そうやって室内で体を使って遊ぶのがいいと思いますよ!
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撮影/嶋田礼奈 取材・文/久世恵美
げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...

てぃせんせい

てぃ先生

保育士

関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディ...