うちの子のナゾ「3歳にして女の人が大好き!? うちの子、将来、大丈夫?」

「うちの子のナゾ」第13回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質・・・etc.その世界の専門家に聞いてみました!

げんき編集部

“3歳にして女の人が大好き!! 将来が心配です。”

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“店員さんにデレデレ〜、このままで将来大丈夫?”

「息子は年上の女の人が好きなようで、外食先の店でも可愛い女性の店員さんに目尻を下げてニヤニヤします。心配です……」(3歳男児・埼玉県・30代後半)

自分を受け入れてもらえる、という安心感からです

子どもは3歳くらいになると、「男の子」「女の子」という性別を理解するようになってきます。

年上の女の人にニヤニヤしているお子さんを見て、「もしかしたら女好き?」と、心配しているのですね。おそらくその女性は、お子さんに笑いかけたり、話しかけたりしてくれる、愛想の良い方ではありませんか?

いろいろとアクションをしてくれる人なので、お子さんは「この人は自分を受け入れてくれている」と安心し、親しみを感じているのでしょう

子どもの発達心理学の専門家 渡辺弥生先生


往々にして、女性のほうが子どもに対して好意的に接してくれますし、お母さん、保育園の先生など身近に女性が多いと女の人に愛着を感じやすいのかもしれません。

「年上だから」「可愛いから」「女の人が好きだから」という理由ではなく、「仲良くしてくれそうな人だから」お子さんは興味を持っているのだと思います。心配しなくても大丈夫ですよ。

イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美
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『うちの子のナゾ』は、1・2・3歳のこども雑誌『げんき』で絶賛連載中!

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わたなべ やよい

渡辺 弥生

教育学博士(発達心理学、発達臨床心理学)

大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。

大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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