うちの子のナゾ「毎晩、私の顔の上で寝る息子」いったい どうして? 

「うちの子のナゾ」第20回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質…etc.その世界の専門家に聞いてみました!

げんき編集部

“毎晩私の顔の上で寝る息子。く…苦しい!”

毎晩私の顔の上で寝る息子。く……苦しい!

「寝るときに必ず私の顔の上に乗らないと寝てくれません。下ろしてもまた乗ってくるので、毎日悪夢にうなされます」(1歳4ヵ月男児・30代前半)

顔はお子さんにとって心地よい刺激がいっぱい

心理学の研究で、まだぼんやりとしか目が見えない赤ちゃんにいろいろなものを見せたとき、人間の顔に最も興味を示すということが明らかになっています。

人は生まれながらにして顔に対する関心が強く、おのずと愛着も強くなります

このお子さんの場合「なぜわざわざ顔の上で寝るの?」と親御さんは思いますよね。

でも考えてみると目や口の動きが視覚を、寝息が聴覚を、匂いが嗅覚を、温かい体温が触覚をなど、顔には心地よい刺激がすべてそろっています

子どもの発達心理学の専門家
渡辺 弥生先生

親御さんにとっては迷惑かもしれませんが、お子さんにとっては顔の上が一番安心できる、愛情を感じられる場所になっているのでしょう。

でも、親御さんが眠れないのも大変ですから「顔の上はダメだよ」と、やさしく声をかけてみましょう

1歳4ヵ月は「これはいい、これはダメ」が理解できるようになる年齢です。

代わりにギュッと抱きしめて眠るなど、スキンシップは忘れずに

イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美
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『うちの子のナゾ』は、1・2・3歳のこども雑誌『げんき』で絶賛連載中!

わたなべ やよい

渡辺 弥生

教育学博士(発達心理学、発達臨床心理学)

大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。

大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経て、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務。教育学博士。専門は、発達心理学、発達臨床心理学。主な著書に『まんがでわかる発達心理学』、『11歳の身の上相談』(講談社)、『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)など。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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