8月21日 ウルトラマンガイア ゾグ降臨! 地球怪獣が立ち上がる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月21日(1999年)

テレビマガジン編集部

地球怪獣が根源的破滅招来体に挑む!

対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.(ガード)は、敵に降伏することを決定。XIGに通達した。しかし、XIGの石室コマンダーは、敵が通信回線を遮断させたのにもかかわらず、わざとテレビ回線を生かして、人々にガイアたちが負ける様子を見せて絶望させたことを指摘。自分たちには戦う誇りがあると言って、降伏を拒否した。一方、田端と倫文は、ガイアの正体を世間に広めてしまったことを我夢に謝罪する。しかし、我夢は「みんな、自分のすべき当たり前のことをした」と言って、田端たちを責めなかった。

そのころ、エリアル・ベースでは、戦闘機の整備が行われており、通信網が遮断され仕事がなくなってしまった佐々木敦子たちオペレーターも、作業を手伝っていた。XIGファイターの開発責任者である乱橋巧介チーフは、梶尾リーダーたちチーム・ライトニングのパイロットに「最高の飛行機に乗せてやる」と言って、整備を急ぐのだった。

そんななか、世界中で同時多発的に怪獣が出現。山梨県の山中にティグリスⅢ(アルブームティグリスⅢ)、シベリアの山中にギールⅢ、シドニーの岩山にゴメノスⅡ、カナダの森林にシャザック、アメリカのアリゾナ州にゾンネルⅡが現れた。これも、地球が破滅に向かっている証拠なのかと考える田端。
かつてガイアと戦ったミズノエノリュウも現れた  ©円谷プロ
しかし、彼ら地球の怪獣の目的は、宇宙からの外敵である根源的破滅招来体と戦うことだった。地球を守るため、空を覆うドビシに攻撃を開始する怪獣たち。それを見たG.U.A.R.D.環太平洋部隊の柊 博之准将は、怪獣を援護するよう陸戦部隊に指令を出す。そして、東京にもミズノエノリュウが現れた。これまで人間やガイアと戦ってきた怪獣や、その同種が地球のために立ち上がるのを見て、我夢は目的地であるプロノーン・カラモスに急いだのだった。

根源破滅天使 ゾグ(第1形態)

テレビ回線を残し、ガイアとアグルを倒す瞬間を見せることで人類を絶望させる  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
根源破滅天使 ゾグ(第1形態)

身長/127メートル
体重/9万トン

ピンチのガイアとアグルの前に降臨。仲間であるカイザードビシを撃破し、ガイアとアグルのエネルギーを回復させて人々に希望を持たせる。そして、その直後に圧倒的な力でガイアたちを追い詰め人々を絶望に追いやった。

初登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第49話「天使降臨」(1999年8月14日放送) 
脚本:吉田 伸/監督・特技監督:村石宏實、八木 毅

紹介エピソード:『ウルトラマンガイア』第50話「地球の叫び」(1999年8月21日放送) 
脚本:小中千昭、長谷川圭一/特技監督:佐川和夫/監督:村石宏實

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

8月21日は地球怪獣が立ち上がった日

8月21日は、ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルがゾグ(第1形態)に敗北。しかし、ガイアたちに代わって地球怪獣たちが立ち上がったエピソードの日。これまで対立していた人類と怪獣たちは、同じ地球にいる者同士、力を合わせて根源的破滅招来体に立ち向かいます。
次のエピソード、『ウルトラマンガイア』最終回はこちらの記事で!
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。